先日(3月13日土曜日)の夜、寝る前になんとなくTVをつけました。
すると。。。
東大寺の秘儀 生中継と書いてあり、『お水取り』法会を行っている映像びっくりおもわず釘付けに!
BSで中継していて、暗くてよく見えませんでしたが、静かに解説もしていて、字幕もついていたので、とてもわかりやすく感動キラキラ
とにかく火が飛び散って走り回る音が凄かったです炎
籠松明が龍神様のお姿に‼
圧巻です龍
とにかく興味深かったのが、秘儀の中のハイライトキラキラ
『達陀だったん』です。。。
八天という修行僧八人
水天(すいてん)火天(ひてん) げ子 (げし)
楊枝(楊枝)太刀(たち)鈴(れい)錫杖(しゃくじょう)法螺(ほら)の8人が火の粉を撒き散らし、香水という水やもち米などを撒き散らし、鈴を打ち鳴らし、ホラ貝を吹き鳴らし走り回るという奇妙な法会ですアセアセ
走り回るのには意味があり、この行は天上界の仏事であり、天上界の一年はこの世の400年くらいに当たるため、天上の行に一歩でも近づくためたそうです。。。
とても仏事とは思えないビックリマーク
まるでミュージカルでも観劇しているようでした。
炎木造なのに火事にならないのか不思議びっくり

この法会のなかで、般若心経の冒頭部分だけを唱える場面がありましたが、アクセントなどが普通のお経とちがい、歌っているような、とても独特でした。
それに、一番おどろいたことが、お経というよりも、祝詞に近い感じで、八幡 気比 気多 天神  天皇
聖武天皇や、現代の総理大臣、政治家の名前も出てきましたびっくり

この儀式は1270年つづいているそうです。
東大寺といえば聖武天皇の時代、地震や日食、疫病(天然痘)の大流行、皇太子の急死、藤原広嗣の乱など、厄災がつづき、
 社会的に不安定だったことから、国家鎮護のために国分寺を建立し、つづいて大仏、東大寺を造立されました。
その時代から一度も途切れることなく行っている秘儀ですから凄いことですお願い

ちなみに余談ですが、聖武天皇のお母様は髪長姫ですビックリマーク
そんはわけで、偶然にもテレビ中継で貴重な『お水取り』秘儀が観られてまだ興奮冷めやまない私ですアップ

勉強不足ですみませんお願い

さくらますみ桜