本日はあいにくの雨模様、お日柄は先負です
さて昨日の大祭も無事終え、本日はゆったりとした時間が流れております
今回は当社の御祭神『天火明命(あめのほあかりのみこと)』についてお話しできればと思います
正直いまいち名前を聞いてもパッと思い浮かばない…
との声を多くいただきますが、
我らが御祭神の『天火明命』は『天照大神』の孫神にあらせられます
社伝には『御祭神 火明命 壱座』とありまして、
次に御祭神系統として、以下が記されています
祭神 天火明命
御父正勝吾勝勝速日天之忍穂耳尊
御母髙木神御女萬幡豊秋津師比売命
御神天火明命ハ天照大神ノ御孫ニ当ラセラレ、
邇邇藝命ノ御兄ニ当ラセラレル。
簡単にご説明すると、
父の忍穂耳尊(おしほみみのみこと)と、母の萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)
そして天照大神の孫にあたり、邇邇藝命(ににぎのみこと)の兄である。
といった意味となりますが、漢字が難しい…
旧漢字を用いているので、本当に書き方ひとつとっても所説ございますので、
社伝のこの一説には上記の表記となっておりますので、
ならってこのブログでもこちらの表記でご紹介いたします
当社の御祭神『天火明命』は古事記や日本書紀でも名前を見ることは少なく、
また、別称も多いので大変謎多き神様です
当社真清田神社も、数多くの文献が戦火によって失われた謎の多い神社で、
神様も神社も、謎のベールに包まれている…と思うとロマンを感じてしまいます
謎も多くございますが、伝承も多くございます
誰も見たことのない『真清田の五鈴鏡』など、
『龍神伝説』など、様々な伝承があるのでそれもまたいつかご紹介出来たらなと思います
謎に満ち溢れた『真清田神社』へ、
一度足を運んでいただけますと幸いです