YouTubeのおすすめに出てきた
「オペラ座の怪人」の動画をいくつか拝見しました。
実際には、
20年ほど前、もうちょっと前?かな?
ぐらいに京都劇場で観劇し、
その後、映画もあって、そちらも観に行きました。
劇中、終わり間近で、
ファントムが、クリスティーヌに
「クリスティーヌ I LOVE YOU」と言う
シーンがあるんですが、個人的に、
世界一哀しい「I LOVE YOU」やなぁと思っています。
ここで、何回見ても泣きます。
なんなら最初から泣きます(最後を知っているので
日本人キャスト:
日本語(当時)で改めて聴くと、
クリスティーヌは今でいう頂き女子で、
ファントムは醜い(設定上)中年男が、
若い魅力的な女子に、愛と音楽を与えるも、
失恋して暴挙に及ぶも…というお話。
(語弊がありすぎる表現ですいません)
解釈は人それぞれありますが、
醜い自分のままじゃ愛されないと思い、
仮面を付けて闇に生き、愛情を注げる相手に光を当てるも、
愛されることが叶わず、しかも残酷な事に子爵の勇敢な行動と、クリスティーヌの選択から本当の愛を知るという、
わりかしわりかし残酷なお話。
自分の歌声のためにクリスティーヌが、
ファントムを利用したと仮定したら、
自分のままじゃ愛されないと思ってるファントムのまわりには、
ファントムをいいように利用する人しか寄ってこんのやなぁって思ってしまって、哀れさが倍増する。
結果として利用した(みたい)になるんがまたつらい(泣)
ストーリーは勿論ですが、
ドラマチックな音楽と歌声が、緩急織り交ぜて、
観せる、聴かせる、魅了させられる、
ほんとうに素晴らしいですね。
異論は多々あろうかと思いますが、
全て、個人の解釈です。
ご了承ください。
今日の一枚は、
ネズミモチの花。