岡田准一さん主演
「最後まで行く」観てきました。
お金、暴力、愛情(友情)と少々のグロをまぶした、
緩急上手くできた作品でした。
所謂アイドル映画じゃないけど、
ジャニーズの岡田君が、
汚れ役で、実際お顔もぐちゃぐちゃに汚して、
役者をやっていくことが難しい環境に(アイドル歌手としての位置付けが)ある中で、
ここまで演技に力を注ぎ、
自身の役者としての価値を、
しっかりと作り上げるのは、
並大抵の努力じゃないやろうなぁと感じました。
綾野剛さんはハマり役で、
冷徹さと躊躇の無いキレ芸はお見事でした。
残念な点は、
音響が大げさで、
ここまで大きい音出さんでも、、
役者とストーリーを信じても良いのになぁって思ってしまいました。
時系列で見せ、
時を戻して伏線回収させる手法や、
車から降りる足元で、人物像を見せる映像表現も、
いつかどこかで何度も見ていて、
もう飽きてる。
あと、
雨に映像が頼り過ぎて、
もうしっかりして!と言いたくなりました(;'∀')
役者さんのお名前を存じ上げてないんですけど、
綾野剛の奥さんのお父様役はリアルで、
大企業に居る、こういうおっさん(おっさん)居るわー、
マジで居るって思いながら見てました。
斬新かつ、
革新的な映像作品ではありませんし、
ここで終われば良いのに、
まだぁ?
それやる?みたいな尺もあり、
くどさを感じてしまった。
実は主演は、柄本明さんなのではなかろかと思うほどの怪演で、
存在そのものが「怪」でした。
ぬぅーとフレームインした瞬間に、
全部持っていかれると言いましょうか・・・。
凄み?とか存在感とか、そういうありきたりな言葉で、
表現できないエモ奴姐さん素晴らしかった。
死者への冒涜と感じさせるシーンが多かったので、
地上波では放送されにくいかも?しれません。
気になる方は、
お早目に映画館へ♪
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今日から梅雨入り。
エキスポシティの観覧車も雨模様。
最後までお付き合いいただき感謝♪