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今日はコーヒーの日だそうです。






私は中学生の頃から
ブラックで
コーヒーを飲むようになりました。

夜間勉強の際の眠気覚ましとして
最初はインスタントコーヒーでした。

そのうち
ほぼ毎日飲みようになり、
勉強の合間以外にも
家族でお茶する時にも
コーヒーを飲むようになりました。


自宅には
昔から使っているコーヒーミルがあり
お茶にする度に
父がコーヒー豆をミルで引くので、
飲む準備の最中から
コーヒーのアロマを楽しんでいました。


引きたての豆で淹れるコーヒーを
飲むようになると
インスタントコーヒーは
自然と飲まなくなり
高校生になった頃には
私は立派なコーヒー党になっておりました。


普段は
コーヒーメーカーでコーヒーを淹れますが、
時々、
父はサイフォンで
コーヒーを淹れてくれたりもしました。


サイフォンコーヒーは飲む前の芳りと共に
視覚でも楽しませてくれます。
今考えると
自宅でサイフォンコーヒーを淹れて
家族でお茶するなんて、
随分と贅沢な時間を過ごしていたんですね。


こうして私は必然的にコーヒーにハマり
学生の時は
珍しいうえに、大人気だった
コーヒーゼミに入り
卒論では
『コーヒーと喫茶店』という
なんともゆる〜いテーマで
無事卒業した次第です。
ゼミでの沖縄旅行では、今でも珍しい
日本産のコーヒー豆を
生産者さんの農園に伺い
初の日本産コーヒーを
試飲させてもらった経験があります。


その頃になると
コーヒーメーカーでなく
私がドリップをして
コーヒーを淹れるようになっていました。
豆にもかなり意識が向くようになり、
豆の種類によって
香りも味も違うことが分かるようになり
より美味しく飲むための淹れ方にも
かなりこだわるようになっていました。


父が息を引き取る前日
父との最後の時間を家族で過ごすために
家族が集まり
横になってもう動けないでいる父と一緒に
夜通し思い出話をしたり
父が好きだった曲をかけたりして
最後の家族団欒を過ごしました。

父はコーヒーが好きだったので
せめてコーヒーの良い香りでも
父に楽しんでもらおうと
家族の中で
一番美味しいコーヒーを淹れられる
という理由で
父と一緒に過ごす最後の家族団欒のための
大事なコーヒーを淹れる役目を
仰せ付かりました。

もう既に喋るどころか
目を開けることも
反応することも出来なくなった父に
『美味しいコーヒーを淹れたよ。』
と言って、
父の鼻の近くに
淹れたてのコーヒーを近づけたら
父は大きく息を吸って
コーヒーの匂いを楽しんでくれました。


私にとってコーヒーは
美味しいだけでなく
亡き父との大切な思い出でもあります。


因みに私は
自宅用の「自家焙煎機」
を手に入れる願望があり
ここ何年もの間
入手しようか真剣に考えておりますが
家族からは全力で止められています。


いつか生豆からコーヒー豆を
自分オリジナルで焙煎したいな〜ラブ