大切な源氏物語
錦秋十月大歌舞伎
注目は
源氏物語
での
玉三郎さん
の
六条御息所
染五郎さん
の
光源氏
婦系図
では
片岡仁左衛門さん
の
早瀬主税
坂東彌十郎さん
の
酒井俊蔵
そして
個人的には
坂東彌十郎さん
に
ふふふ
な
10月歌舞伎です
NHKの大河ドラマも
源氏物語の作者
紫式部
が
主人公
ですが
源氏物語
は
私の中では
榛名由梨さん
が
光源氏
大地真央さん
が
源氏の従者、惟光
と
源氏の息子の夕霧
の
二役を演じた
田辺聖子さん原作
の
新・源氏物語
が
一番心に残っている作品です
プログラムより
↓
母と観に行った時、買ってもらったプログラム
まだ大切に保管しています
惟光の大地真央さんはとても現代的で軽やかで
夕霧は堂々とした美しさ
目が釘付けになりました
この源氏物語
が
私の人生
の
大きな考え方
の
ベースになった
と
言ってもいいほどの出会いでした
ホント
ということで
歌舞伎でも
源氏物語
は
ぜひとも見逃せない
作品なのでした
1981年に
宝塚歌劇で上演された
- 柴田侑宏作・演出
- の
- 宝塚歌劇月組公演
- 『新源氏物語』
では
父帝の后
継母である
藤壺への光源氏の愛
と
不義密通
そして
54帖に繰り広げられる
恋の曼荼羅
の
愛の因果応報
という部分
が
華やかな王朝絵巻の中で
じつに鮮烈に描かれていて
語り部となる
数人のコロス
が
登場人物の心情の表裏
を
歌って
表現する手法も
あの時代の
権謀術数
の
きな臭さ
と
禁断の愛
の
香しさ
を
重なりあわせるものとなり
高校生だった私ですが
なんだか胸の奥がきゅん
と
狂おしくなるような
作品として
印象に残ったのでした
そして
恋の曼荼羅
因果応報
は
どこか私の考え方
の
基本になったのです
ホント
歌舞伎
の
源氏物語
は
坂東玉三郎さん
の
美しく賢く品の良い
六条御息所
が
愛ゆえに
心のバランスを失い
生き霊
とまでなる様
が
切なく
そして
美しく
拝見できてよかったなぁ
と
思いました
個人的には
( ´ ▽ ` )
坂東彌十郎さん
演じる左大臣
光源氏の正妻
葵の上
の
父親
なのですが
娘が生霊に取り憑かれたとき
そして
娘が無事に出産し
孫の誕生を喜ぶ表情
すべてが
実にリアルで
温かくて
現代に通じるもので
いつも私たちに
歌舞伎を近くに
見せてくださり
素敵でした
婦系図の酒井俊蔵も
キリリと
よかったです
今回は、友人のおかげで、なんと最前列での観劇
坂東彌十郎さん大注目で拍手していたのは、私です
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