​生きることの意味を思う


男性ならば

3人に2人


女性ならば

2人に1人


がんになる時代

…と言われている


がん患者さんやご家族

そして

一般市民のための

日本最大級

がんフォーラム

ジャパンキャンサーフォーラム

土曜、日曜と

大変な盛り上がりでした




生きる力

そのものを

このフォーラムで

得られている方も

多いと感じました


人と人との

コミュニケーション


同じ患者仲間での

サロン的な

つながり


わかりやすくお話ししてくださる

お医者さまたち


いろいろな人の力で

具体的な医療による治療

とは別に


いろいろな人の力による

前向きな

パワーによる医療

も有効なんだな

感じました


国立がん研究センター中央病院

肝胆膵内科長

奥坂拓志先生

夫の笠井信輔

との

トークショーの中で


じつは

さまざまな地域で

患者さんのパワーを

少しでも上げる

サロンや教室を開いている

お医者様がいることを

知りました




奥坂先生がお話になった

患者さんのための

様々な地域での

様々な取り組みは


全て患者さんの気持ちを

上向ける

という結果が出ていて


納得でした






病気は


薬の力


医療従事者のみなさんの

経験や知識や力


そして


家族だけでなく

患者仲間

友人たちの

とても大きいです




思いおこせば

笠井も


SNSを通して

励ましてくださった

たくさんの

見知らぬみなさんたちからの

実に大きい存在でした

皆さんのおかげで寛解できたと

感じています




奥坂先生が望むような

患者さんのサロンなどが

ますます増えますように

心から願います

時を見てまた

追いかけたい

思いました




前回コメントをくださった

ももたろさんへ


お母様の病気の発覚

大変な衝撃と

不安がおありだと思います

私は大切な母を

直腸がんで亡くしました


高齢者の癌や患者家族の話とか

聞きたいですけど、

まだまだ余裕が持てないです


という

ももたろさんの

お気持ちも

よくわかります


私も日々無我夢中でした

けれど

限りがあるかないかは

わからない

としても


やはりそれでも


時間は

どんな人にも

限りはある


ということに

母の最期を過ごす中で

気づかされました



喧嘩も仕方ないけれど

笑いも大切に

とにかく

コミュニケーションを

よくとるべきだ

と思ったことを

覚えています


お母様との時間

大切に

濃いものにしてくださいね

喧嘩したっていいんです


私も

夜中に突然

秋刀魚を焼いて

と言った母に

日常を理解してもらいたくて

夜中に秋刀魚は焼かないよ

と答えたことを

今でも

あれで良かったのか?

考える時があります


私は、母に告知をしなかったので

普通に接しようとしたせいです

もう少し

優しくしてあげれば

よかったのかな

振り返って

思う時もあります


そして

あれで良かったのよ

自分を納得させることもあります


何をどうしても

思うことはある

…に違いないのです


ただ


生きている時間を

どう

その人らしく

生き生きとできるか



どんな人でも

あらためて

大事にしなければ

ならないことだと

思い返しました