​互いをリスペクトしたい


ほんの少し

相手を思いやれたら

世界はもっと

過ごしやすいし

生きやすいと思う


結婚してもしなくても

子どもを

望んでいても

授からなくても

そのひとつひとつに

何か意味があるはず


茅原さんは

3人も子どもがいるから

どうせわからないですよね


不妊治療の取材をしている時

吐露してくれた人

いました


本音だとわかる


けれど私は

女として

婦人科の診察台の

冷たさを知るものとして

痛みの一部は

絶対に理解する

そして

産みの苦しみから

産めない苦しみも

感じていた



体験しなければ

全て

理解できない


決めつけるのは

虚しい



殺人をしなくても

殺人者の役が上手い

俳優もいる


子どもがいなくても

お母さん役が上手い

女優もいる


想像力

があれば


子持ち様


なんていう言葉は

きっと

生まれなかっただろう


子持ち様

子どもがいることを理由に

周りとの軋轢を生み出す親のことを指す

ネット言葉だそうですが

子どもがいる人は子どもが熱を出した

といっては早く帰ってしまって

ずるい

と周囲は思うそうなのです



これからどんどん

子どもを育てたことのない

大人

激増していく

予測される中で

見過ごせない言葉だ







誰かをバカにして

分断していくより


たとえば


子どもがいない人

ハードな

子育てしている人を



子育てをしている人

育児時短の時に

カバーしてくれる

同僚たちを


互い


小さくていいから

リスペクトして


そして

互いに輝いた方が

良いに決まっているはず

だから



多様性の時代


と言いながら

LGBTQ

議論より

うんと身近で浸かってきた

子どもがいるか

子どもがいないか

認め合えない

なんて…悲しい



今は

ある種

うさを晴らせる

SNS

あるから


みっともない言葉を

吐いて

ニヤニヤすることも

できるけれど


人という動物の

品格を思う時


もうそろそろ

ネット上で

全てを嘔吐しなくても

いいのではないかな

と感じる私



どんどん

言ったほうがいいのは

良い言葉だけ

です



ありがとう


感謝します


嬉しい!…etc.



相手を少し思いやるだけで

自分の心も幸せになること

私も

実感していきたい



二名ノリコ作 散歩

動物と暮らす人と暮らさない人との分断も怖いです