泥臭くなく美しく


東京宝塚劇場では

星組の公演

始まりました


演目は


2022年全世界で公開され

大ヒットした

あのインド映画

廃墟の劇場から始まる

不思議なショー

2本立て





RRR

といえば


南インドのダンス

ナートゥ

という

ダンスのシーン

あまりに有名なのですが


今日の舞台では

映画で見た

あの泥臭い

男の汗

感じるものではなく



さすが宝塚

でした


力強く

激しく

美しく

華やかで

優雅


…見入ってしまいました


おそらく

客席にいた観客全員

前のめりになって

見入ってしまったはずです



難易度が高い

激しく


そして

命の力

感じさせるダンス


一糸乱れぬ

迫力の総踊り

群舞のシーンには

見事に

魅せられました


美しく華やか

なのに

激しく迫力がある


なんて

真逆のものが

両立して見せられるなんて!

…という感覚でした


ダイナミックな映画を

演出家の谷貴矢先生が

主役のビームの視点で

ドラマを再構築させ


激しいアクションを

壮麗なダンスと

激しい闘いで

表現


タカラヅカらしい

美しく激しく

そして

楽しめる作品で

大満足でした

家に帰ったらナートゥダンスやってみよう!

なんて思っちゃダメですね

膝が抜けますかね…ドキドキ



休憩を挟んで


ガラリと変わる

ショーは

演出家指田珠子先生の

彼女らしい

私が好きな

不可思議な世界感


RRRとは真逆の妖しさで

演じるタカラジェンヌのみなさんの

いろいろな面が見られていいですね


観客を

別のアングルから

舞台にぐっと

惹きつけたに違いありません



廃墟となった劇場

から始まる

55分間のショー

観ながら


こんなふうに

ひとを惹きつけ

癒し

夢を思い出させてくれる

劇場

いつまでも

続きますように



あらためて

願わずには

いられませんでした




このボスターの前で

1人ではちょっと笑えませんでした


劇場にいらしたみなさんは

ポスターを見ながら通るし

私、ホント、シャイなんです