かつてのエンタメを取り戻す

 

宝塚歌劇団

生徒

と呼ばれる

タカラジェンヌたちは

 

芸への精進魂と

美しさへの探究心と

なにより

鋼の心

 

持っている

常々感じている私

 

そして、ファンも

ご贔屓さんを

心から応援して

贔屓の方が

ヒエラルキーの

トップを目指して

階段を上がっていく姿に

寄り添って

応援して

過ごします

 

そして

そのスターさんが

頂上という夢を叶えても

叶えなくても

ある時が来ると

宝塚歌劇団を卒業

していく中で

 

そのあとすぐではなく

少し間を空けながらも

それは、すぐに憧れの相手を変えるような

不埒な人間ではないことの証のように慎み深く…

 

また別のタカラジェンヌ

応援していく

 

ということが続きます

 

それだけ魅力的なスターを

時代に合わせて

輩出できる

それが

宝塚歌劇団の強み

なのでしょうね

 

 

さて

究極の男役スター

と表現された

宙組トップスターの

真風涼帆さんが

退団公演の

大千秋楽を迎えた日

 

私は

 

技巧でも勢いでもなく

淡々と上手い!

そしてどこまでも

ハートフルな

男役スター

鳳月杏さんの

ほうづきあん   

ディナーショーを

拝見していました

 

 

 

ジャズが中心のショー

でありながら

宝塚の楽曲

そして

昭和歌謡まで

歌って踊って…

 

 

なんだか日々の疲労の中で

塞がれていた

私の心を

解き放ってくれて…

エンターテインメントの

その幸せを

噛みしめられて

 

ちょっと

心が沸き立つ

ディナーショーでした

 

 

ディナーと言えば、お決まりのポーズですみません

 

 

友人に《自分の家みたいに寛いでる》と言われましたが

こんなお家なら楽しいですよね(笑)

 

 

宝塚歌劇は今

兵庫県にある本拠地

宝塚大劇場では

 

星組公演

1789

~バスティーユの恋人たち〜

 

というフレンチミュージカル

宝塚版が

休演中

 

また

東京の

シアターオーブで上演予定

 

月組公演

DEATH TAKES A HOLIDAY

休演

 

公演関係者に体調不良の方が

複数人出たための

休演ですが

 

休演せざるを得ないほどの

体調不良者がでたのならば

これは

仕方のないことで

それだけのことです

 

コロナ時代を生きている人たち

日常のひとつの風景

なので

 

気にせず

早く元気になって

また良い舞台を

観せてくださいね

 

それだけを願います

 

 

とはいえ

 

鳳月杏さんたち

ディナーショーに出演している

みなさんが

 

休演となってしまった

同じ月組の仲間たちに

心を寄せて

 

ものすごいパワーで

エネルギッシュに

歌い踊っている姿には

なんだか

感動してしまいました

 

 

そして

萎縮せずに

観客に近づき歌う

いわゆる

客席降り

という

演出も変えることなく

 

きちんと

取り戻した

エンタメ空間

見せてくれたのです

 

 

 

 

私は

ショーとスター

魅力と迫力の他に

 

時代に負けずに輝く

エンターテインメント

 

かつて通りに

戻ろうという想い

 

満喫することができました

 

幸せです

 

 

 

 

体調不良のみなさんが早く元気になりますように

人を幸せにするエンタメは不滅です