聞かなくなった褒め言葉

 

そういえば

海老名香葉子さん

講演の中で

 

親孝行だねー

お手伝いして

えらいねー

って、色々な方に

言われるたびに

とっても

嬉しかったんです

当時はやはり

《親孝行》は

誉め言葉

だったから

本当に褒められて

わたし、嬉しかったんです

 

これを聞いて

ハッとしました

 

そういえば最近は

 

親孝行だね

 

と言う言葉で

子どもたちを

褒めている場面に

遭遇していないことに

気がつきました

 

言われるまでもなく

子どもたちが

すでにみんな

親孝行

…だからなのか

 

 

親を助ける必要がないほど

生活が楽になったのか

 

親がお手伝いを

頼まないのか

 

わかりませんが…

 

 

親孝行

 

という言葉の

に触れたのも

私は

久しぶりのことでした

 

 

家族みんなが

朝起きたら

それぞれやる仕事が

みんなあって

子どもたちも

玄関を拭き掃除したりして

それから

みんなで朝ごはんを食べて

出かけて行った

 

なんと言う風景でしょう

 

それぞれの

やるべきことは

あるけれど

 

家族として

何かきゅっと

まとまる力を感じさせる

素敵な風景

目に浮かびます

 

そんな昭和は

遠くなりにけり

 

なのかもしれませんが

家族の在り方についても

家族を幼き日に失った

香葉子さんの言葉から

考えさせられました

 

 

また、たくさんの方に向けてお話して欲しいです