サントリーホールブルーローズ

 

日本女子大学

大先輩でもある


作曲家で

ピアノの弾き語りを

されている

吉岡しげ美さん




日本の女性詩人の

詩や短歌に

曲を作り

ピアノで弾き語りをされて

45周年

ということで

これを記念する

コンサート

東京港区にある

サントリーホール

ブルーローズで

今日

開かれました




セットリストです

 


与謝野晶子

金子みすゞ

茨木のり子

清少納言

さまざまな時代を

懸命に生きた

女性たちの想いが


ピアノの調べにのり

生々しく

ハートフルに伝わる

コンサートでした

 

1部の終わりに

コシノジュンコ団長が

ゲストトーク


そして

ジュンコ団長率いる

神楽坂女声合唱団

有志による

団歌《緑の星に

私もソプラノの1人として

歌わせていただきました



本日のソプラノ有志はこちらの5名

医師が2人もいるんですよ



衣装はジュンコさんデザインの音符マークで


 


緑の星に

神楽坂女声合唱団の

初代団長で

料理研究家の

小林カツ代さんが作詞


地には花が咲き
人には歌がある
この美しい緑の星と
与えられた生命のために
戦さをやめて 歌っておくれ
緑の星は一つの家族
戦さをやめて 愛しておくれ
戦さをやめて 愛してゆこう

この切なる歌詞を


吉岡しげ美さん

美しい調べで

彩った

名曲です

本当に美しい歌です

 

今のこの不透明な時代に

胸に響く

緑の星に

歌いながら

作曲されたしげ美さんの

才能に浴しながら


平和への祈り

捧げた時間

ともなりました

 


 

2部は

客席で鑑賞


アンコール曲の

与謝野晶子の

あまりにも有名な

《君死にたまふことなかれ》

 

ある種


時に流されないで

生きたい


大勢が言うことが

正しい

と鵜呑みにはしない


自分の感覚を

信じて判断する


と思う私に

勇気を与えるものでした



日露戦争に

出征した弟に


あなたのために泣いています

どうか死なないでください


晶子が歌ったことは

当時はタブーだったはず


けれど

弟への想いを

物怖じしないで歌った

その強い想い

強い願い

でもあった

と思うのです


晶子の

《人としての素直な感情》

素敵で素敵で

誇らしくて


しげ美さんの

美しい曲とともに

ふわりと

そして

じんと


切ないけれど

確かな香りを

残してくれました



しげ美さん、記念コンサートに

ご一緒できて光栄でした