差別と偏見のない世界
困難な中でも
自分らしく生きることの
大切さを教えてくれる
笑いと感動に溢れた
ブロードウェイミュージカル
の最高傑作
こんな言葉が似合う
ブロードウェイミュージカル
キンキーブーツ
内容は…
経営不振に陥った老舗の靴工場の
跡取り息子チャーリーが
ドラァグクイーンのローラに出会い
これまでの紳士用の靴作りをやめて
ドラァグクイーンのためのブーツを作り
工場を再生させる…そんなお話です
ロンドンに行った時は
必ずいくつか
ミュージカルを観ますが
初めて
キンキーブーツを
観劇して感激した時
一緒に観ていた
英語にそこまで堪能ではない
友人も
笑えて
そして
感動したわ
と
感想を漏らしたのは
キンキーブーツ
でした
演出や振付を
ブロードウェイそのままに
2016年に
日本版初演
2019年に
日本版再演
作品のすばらしさに加え
ドラァグクィーンを演じた
三浦春馬さんの姿に
圧倒されて
大評判の公演
となりました
私は日本版の初演を
見逃したので
ロンドンで観たあと
日本版の再演をすぐに
観に行きました
日本版は
ロンドンの舞台とは
また違う
温かさと迫力があって
嬉しくなったことを
覚えています
そして
今日
日本版、3度目の公演
となる
2022年版
を
観劇
2022年版のロビー
チャーリーは3回目も小池徹平さん
ローラは城田優さん
初演と再演で
圧巻の
ドラァグクイーン
ローラ役を演じた
三浦春馬さん
2019年の春、再演のときのロビーには
大きなパネルがありました
私は、三浦春馬さんの特別なファンでは
ありませんが
それまでの作品でも
その才能には唸らされていたので
そのローラの圧巻の存在感、繊細な想いに
引き込まれました
今回はそのローラを
城田優さんが
演じました
やはり
もともと
2メートル近い身長の方
…ですからね
それにハイヒールを
履いてしまうと
もう
とてつもなく
大きかった
ですね(笑)
実にハイレベルに
歌い、踊り、芝居した
三浦春馬ローラ
の
あとを演じるには
プレッシャーも
あったとは思いますが
懸命に
ローラを生きている…
そんな感じがしました
小池徹平さんの
存在感も
今回はまた
シャープに
特にローラとの諍いのシーンでは
これまで以上に
シャープな切れ味で
深みを感じました
それにしても
何度見ても
やはり
キンキーブーツ
は
素晴らしい作品
です
作品のテーマである
差別と偏見
相手のあるがままを
受け入れることの
難しさと尊さ
くすっと笑って
あははと笑って
そして
涙して…
ふと
自分を振り返り
そして
明日からも頑張ろう
人に優しく
あるがままでありたい
…そんな風に思える作品
です
やはり私は
大好きです
そういえば…
2019年の時の公演グッズで
ミント?が入っているのかな?
誰の写真が出てくるかわからないのですが
買ったらローラでした
ローラのマインドが大好きで
嬉しかったことを覚えています
ずっと食べないまま、3年…
我が家の小さな戸棚を開けたところに
密かに飾ってあるんですよ、今でも…
大事な思い出になりました