すべては花火とともに消える

 

 

フランス人にとって

7月14日は

 

王族から

民衆がこの国を

取り返した

大事な日

 

ということになるようです

 

だからこそ

 

花火で祝う姿は

まさに新年を祝うのと同じ

 

新しい1年のスタート

そんな風に見える

大事な日なのでしょう

 

 

2018年の7月14日の夜

 

私はエッフェル塔のある

トロカデロに

ホテルをとり

1年前から!

 

といっても

高いホテルではなく

小さなホテルを

捜して選んだので

微妙な

エッフェル塔との

距離感でした

 

 

てっぺんの方しか

見えないのですが

それでも充分!

 

 

 

でも

この革命記念日に

外を歩くことはしたくないし

 

なんといっても

テレビで

ご丁寧に

中継してくださるのだから

 

テレビと

生のエッフェル塔を

比較しながら

 

中継のタイムラグも

感じながらが

とても良かったです

 

 

 

 

もはや花火は

生き物のように

見えました

 

 

 

私もテレビマン

なので(^-^;

 

テレビのショーも

堪能しながら

この夜を楽しみました

 

 

 

美しい花火の

大盛りぶりに

エッフェル塔なんて

もう見えません

 

 

三男もご満悦でしたけど

覚えてるかな?

 

 

 

夜中になるまで

何時間も続いた

花火

 

やっぱり終わりは

ヒューヒュー

と言った感じ

 

 

 

 

 

すべては花火とともに

消えました

 

 
そして
いつものように
朝はやってきます
 

 

 

まるで何事も

なかったかのように…

 

人生って

結局

そういうことなのかな?

 

 

今を生きる

人生を楽しむ

そんなフランス人の中にいると

 

そうに違いない

 

心が少し大胆に

歴史に寛容になる

そんな気持ちになります

 

 

 

 
 
1789年から
233年の今年
 
2022年7月14日
 
Parisではまた
この日をきっと盛大に
お祝いするんでしょうね
 
 
私の気持ちとしては
来年のこの日
いや
再来年のこの日
…でもいいので
 
ヴェルサイユで
花火を見たいな
 
ということ
ヴェルサイユでも庭園で
花火が上がるんですよ
 
そろそろ
そういう夢を見ても
いいですよね?
 

 

 

みなさんの心の旅は
どこへ続いていますか?