エンタメ頑張れ

 

5月7日から

上演予定だった

宝塚雪組公演

 

お芝居は

石田昌也 脚本演出

《夢介千両みやげ》

 

ショーは

中村一徳 作演出

《Sensational!》

 

宝塚歌劇はたいてい

お芝居とショーの2本立て

全く違う感じを観劇できるので

とてもお得感がありますね

 

こんな時代だからこそ

明るいお芝居と

華やかなショーを

夫の笠井信輔と

楽しみました

 

 

コロナの影響で

昨日

5月11日からの

スタートとなったこともあり

 

《初日》舞台挨拶で

トップスターの

彩風咲奈さんは

 

皆様にお目にかかれて

本当に嬉しく

感謝の気持ちでいっぱい

 

と、感無量の様子

 

 

演じることを生業としている

俳優が

舞台に立てない

切なさは

いかばかりかと思います

 

コロナ時代には

残酷すぎるほど

休演を余儀なくされて

観に行く立場でも

切ないのに

制作者はじめ

演劇業界のみなさん

特に

俳優たちはみな

辛かったと思います

 

ちなみに

俳優の友人(男性)は

つい先日

 

こんな時に

エンタメ業界に

身を置く人間たちは

どうしたらいいんでしょう?

生かされているだけでも

有難いと思わなければと思いながら

極限状態では

豊かな芸術は生まれない

という不安感に憂鬱になりながら

結局

「今自分に出来る

ベストを尽くすしかない」

に行き着く毎日

 

と、嘆きながらも

前を向く言葉を

吐露していました

心強いです!

 

 

エンターテインメント

の力は

目には見えないけれど

人に光をくれるもの

 

食事から

身体に栄養を摂るように

 

優れた

エンターテインメントは

ヒトの心に栄養を与えます

 

音楽や歌も

そうです

 

 

新型コロナウイルスの出現で

 

巣篭もり生活をして

 

マスクで表情を隠して

 

人と

ソーシャルディスタンス

をとって

 

発声はご法度

 

という時代が来てしまい

 

人は物の豊かさを

享受してきたけれど

本当に大切な

 

人と人との

繋がりを絶たれ

繋がりの重要さ

いまさらながら

気づかされ

 

そして

心にも

栄養や光が必要だと

気付かされました

 

表情だけでなく、髪飾りや衣装を

観るためにも必要なオペラグラス

 

 

 

昨日は

観客席からの熱い拍手に

タカラジェンヌたちの中には

少し潤んだ目の人も

いました

 

注意しなければ

いけないのは

 

学校や職場と同じように

演劇業界においても

 

ケガや病気で

出演できない人

特にコロナに感染した人は

どんなことがあっても

責められることがないように

守られなければ

…ということです

 

感染は

仕方のないことであって

悪いことではないのですから

 

 

 

ただ、一方で

何が起きても

エンターテインメントは

絶対に死なせてはいけない

ための方策を

考える時期が来ていると

思います

 

イギリスの学校では

寮で陽性者が出ると

陽性者のみ隔離で

周囲の学生は陰性ならば自由です

…ということを考えると

安心安全第一はもちろんです

ウイルスと共存しなければならない

これからを見据えて

週単位でのダブルキャスト2班制

陽性者は休演、陰性者は出演可能にするなど

休演を減らすための方策を

考えても良い時期では?

と、私だけでなく、そう感じている

演劇評論関係者も多いです

 

 

 

宝塚歌劇団の

生徒ひとりひとりが

 

自分の持ち場を

真剣に

丁寧に演じようとしている姿は

 

戦争中もしかり

108年の歴史の中で

変わらぬものでしょうが

 

コロナの時代は

またさらに

彼女たちをきっと

強くさせている

 

と信じます

 

 

形には見えないけれど

人の心に

勇気や力を与えてくれる

 

エンターテインメント

頑張れ!

 

引き続き

応援していきます


⭐︎宝塚雪組公演

夢介千両みやげ

Sensational!

2022年5月11日〜6月12日

@東京宝塚劇場

 

 

美味しいもの

体に良いこと

…大好きです