手術を決断させたもの
10年間我慢してきた
変形性股関節症
最初の病院の門を
7年後にふたたび叩き
そしてまた仕事と
夫・笠井信輔の看病を理由に
手術は先延ばし
に、なっていましたが
悪性リンパ腫だった
夫・笠井の
完全寛解
というお墨付きを
いただいたとき
私は30年以上働いた
テレビ東京を
卒業しようと決めました
時の流れは
テレビを配信にシフトさせ
もはやテレビは
私が入社した頃から
激変していました
わずかな能力だとしても
自分の持っている何かを
社会の何かのお役に立つように
誰かのお役に立つように
暮らしたい
と、思いました
看病を経験し
本当に大切なモノ
について
いつも考えさせてもらえた
その結論
でもありました
会社を辞めます
と
人事に申し入れをすると
足は、ホッとしたのか
痛みはどんどんひどくなり
歩行が
億劫になってきました
たしかに
会社にはもう行きたくない
と
足が言っているようでした
足からの声
なんか変?
が
手術を決意した
1つ目の理由です
すっきり歩けるようになって
社会に出ていきたい
と言う気持ちも出てきました
そして
私は最初の病院に
3回目ですね…訪れました
あの信頼できそうな
明るい先生は
手術を決意してきた
私を見ると
いいですね
とにっこりして
手術日を決めることになりました
最後に凱旋門にのぼってから
10年が経っていました
手術を決意した
2つ目の理由として
今更ながら
私がもし治るのであれば
自分のQOLというより
周囲のみなさんへの
QOLにもなると
理解したからです
足が痛む私を配慮して
友人も家族もみんな
なるべく歩かなくてすむようにと
いろいろな場面で
気遣ってくれました
そんなみなさんの気遣いに
私は治せるならば
足を治して応えたい
と思ったのです
そして…
手術を決意した
3つ目の理由
それは
気学でした
ついに
私が
手術を受けたいと思った病院が
私にとって
祐気方位=良い方位
となる時期が
来たからです
気学は
占いではないし
宗教でもありません
聖徳太子の時代に
日本にやってきた
空気を学ぶ学問
東洋哲学のうちの
実践哲学です
私が学んだその学問が
私に
今、手術をするといい
と言ったのです
足を引き摺りながら、鎌倉へ行った時
見上げると
空に大きな輪
なんだか護られているような気がしました
また書きますね
à suivre