ナターシャセブンのこと


寂しいニュースです。
ワタクシの高石ともやさんは、KBS京都で、日本列島ズバリリクエスト
パーソナリティーやった人。
高石ともやとナターシャセブンには、中学生、高校生と、ずいぶんお世話になりました。
ドキドキしながらポストに投函した葉書を読んでもらえるかと、ラジオの前に座る生活。

やっと読んでもらえた時には席を外していて、翌日友だちから、読まれていたよ、と、教えてもらう体たらく。

九州に転校することになり、ズバリクとはお別れ。
オールナイトニッポンのリスナーになりました。

円山公園の宵々山コンサートに行きたくて、行きたくて。
でも親が許してくれるわけはなく。

大学生の頃に、一度だけお手伝いできたのは奇跡のようなご縁のおかげ。
あれ一回だけでしたが、今でも臨場感を持ってありありと思い出せます。

京都で就職した年に職場の互助組合のコンサートがあってお寺の講堂で聴いたのが最後。
それ以来テレビやなんかで時々お見かけするものの…

ワタクシの音楽の趣味も様々な方面へと変化を遂げ、アルバムは待っているのの、iPhoneのプレイリストには入っておりません。

亡くなったというニュースで思い出すのは、我ながらすごく悲しい。

中、高生の頃の、大切な思い出はナターシャセブンに繋がるのにね。

間違いなくあの頃のワタクシのそばにはあなたがいてくださったし、車を運転するようになってから、名田庄村にも行ったんですよ。

もう、その頃には住んではおられなかったみたいですけど。

バンジョーのにぎやかやけれども、心に染み入る音色とか、くしゃっと笑う素敵な笑顔とか、懐かしく思い出されます。




私のこどもたちへ

生きている鳥たちが
生きて飛びまわる空を
あなたに残しておいて
やれるだろうか 父さんは
目をとじてごらんなさい
山が見えるでしょう
近づいてごらんなさい
コブシの花があるでしょう

生きている魚たちが
生きて泳ぎ回る川を
あなたに残しておいて
やれるだろうか 父さんは
目をとじてごらんなさい
野原が見えるでしょう
近づいてごらんなさい
リンドウの花があるでしょう

生きている君たちが
生きて走り回る土を
あなたに残しておいて
やれるだろうか 父さんは
目をとじてごらんなさい
山が見えるでしょう
近づいてごらんなさい
コブシの花があるでしょう 


この歌、好きでした。
今でもハモれます。ふふ。

高石ともやさん、ワタクシの中の一部を形成してくださり、ありがとうございました。
最近はあなたの歌をすっかり聞かなくなっていた薄情なワタクシですが、もう一度ディスクを引っ張り出して聴いてみます。

本当に
本当に
ありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。