待ちに待った宙組さんの
スカイレポート

Le Grand Escalier 
-ル・グラン・エスカリエ-です。



待ちに待っていた組長さんと芹香さん。
でも、やはり、長い間のブランクについての言及もなし。
まあ、そうだろうとは思っておりましたが、ご心配をおかけしましたが…的なことくらいあってほしかったな。

でも、ご遺族側の弁護士さんが口にされた通り、個人については追求しない…ということなので、劇団側としてもそれについての個人の見解は述べられないということやと思う。
長い間のブランクを語れば、あの子の死について想起されるし、また蒸し返すことになる。

何も言わないんやないんです。
何も言えないんです。

そこのところわかっていながら、まだ批判する人が多い。

謝れない…、それはそれで辛いな。
やっと表に出るんやから、きっちりと謝れるところは謝まった方がすっきりするのにな。

でも、すっきりするために謝るのは…違う。


まあ、今回の公演で、宙組さんの全てをお見せするってこと。
劇団として、組として、生まれ変わった姿をお見せするしかない。

で、皆さまが感じられた通り、このスカイレポートは、原稿まる読み。
まっぷうさんや、キキちゃんの「素」は見えない。
お二人ともから伝わる緊張感。
何ならカメラを捉えられない場面も多々。
特にまっぷうさん。

ただただ、構成について語っておしまい。

まあ、それで十分なんです。
ワタクシたちには。

お稽古に励まれ、名曲を通して何かを伝えようと励まれております。

それで十分。



構成

プロローグ

モンパリやシャンソンメドレーなどフランスに関する曲で構成
大階段で華やか
トリコロールカラーのお衣装
ルトリコロール…パリレビューの雰囲気
プロローグラストは黒燕尾
ハットにステッキ
大人っぽいモンマルトルのナンバーはずんちゃん中心

ジャングルの場面
キキちゃんは旅人として、ザ•レビューの夢人を。
憧れの楽曲だったので、光栄。

ストーリー仕立ての三曲
夢人
ブルーイリュージョン
エンドレスドリーム

ミナト先生の振り付け


中詰 合計15分 AYAKO先生の振り付け
カーニバル…ラテンの曲が多く続く

ノバボサノバ
コンガ

キキちゃんが過去に出演した作品
ノバボサノバの中から名曲シナーマン

サザンクロスレビューなど、中詰最後まで熱い曲が続く

ラ•ヴィトレテラのナンバー
春乃さん率いる娘役が優雅に

舞台がスペインにうつる
エルアモールから始まり、グラナダ、闘牛士の場面

大都市ニューヨークへ
マンハッタン不夜城…ダウンタウンの若者たち、ミュージカル調
ゴールデンデイズ…ゴージャスなショーが始まりフィナーレに続く

同じニューヨークでも雰囲気の違う二曲

宝塚で世界を旅するようなショー

ジャンルもたくさん

フィナーレナンバー
再び大階段

愛の旅立ちを歌うキキちゃん

ラストで降りてくる男役
セ・マネフィーク
夢のある妖精たちの娘役のナンバー

大階段とともに、最後まで宝塚の名曲が詰まる。



…という構成。
懐かしい曲がたくさんらしい。

初日が近づくにつれて、緊張も増すことやと思われますが、皆さま、お体に気をつけて、お健やかにお過ごしください。

ワタクシの一席は東京なので、まだもう少し先。
お会いできるのが楽しみです。