録画しておいた桜嵐記をちょっとだけ観ようと思ったら、結局ラストまで。
しかもドリームチェイサーまで完走。
しかもしかも、宝塚大劇場千秋楽の映像やったもんですから、サヨナラショーまで。

てことで、本日家事はほったらかし。

このお芝居、好きだわ。




あの吉野に戦勝の報告に行ったところから、急に後醍醐天皇がどろどろと出現し、死者と混ざるところ。
何なら真っ赤な血飛沫が舞い踊る。
あの演出、凄すぎる。
楠木正成が登場し、戦死してドォンと躊躇なく顔から丸太のように倒れる。
ホンマにまゆぽん無双。

アルカンシェルもすごかったけど、この楠木正成はもう、まゆぱんしか考えられない。

まゆぽんとちびっこ三兄弟が登場するたびに涙を持っていかれる。

このときはまゆぽんもありちゃんも月組生やったのね。
ロイヤルさまも。
高師直も、ロイヤルさまとは思えない下衆さ。

この作品、すごい思い入れが深くて、本も読んだし、聖地も訪れた。

吉野山。
如意輪寺。
四條畷神社。
桜井。
湊川神社。
道の駅ちはやあかさか村。
お豆腐屋さんのスタンプ。


たまさまは、こういう五月人形みたいなお役、お似合い。
月雲も良かった。
でも、武蔵はなんか退屈やったけど。

美園さくらちゃんのぶっ飛んだ姫さまや、楠木正儀、楠木正時の兄弟たちとの絡みも面白い。
れーこさんって、間合いのコメディエンヌ。

てか、このお芝居大好きですけど、大好き要素を構成していた方が、退団や、組替えで去られていたり、今回の東京で去られたり。
寂しいもんですな。

北畠親房が、貴族のあかんさ加減を体現してくれるんやけれども、るねくんが北畠顕家を凛々しく演じてくれることで、顕家ファンも、まあ、納得。
もともと納得の美形ですしね。


千秋楽のご挨拶もちゃんと視聴。

東京千秋楽では、とうとう、たまさまへの愛を叫んでしまう美園さくらさんですが、大劇場千秋楽では、我慢。
東京もがんばります…と。

たまさくは、この体育会的サバサバ感でよかったのに、このころ流行りのお慕い系をやってみたかったのね、さくらちゃん。

たまさまの塩対応はしばらく噂になりましたが、今から思えば、あれはあれでたまさまらしい。

でも、ちょっとだけ、美園さくらさんに付き合ってくれてもよかったな。

てか、れーこさんの月組とも七夕でお別れ。
次はちなつさんの月組。

このころ、それを願っていたけれども、正直実現するとは思わなかった。

いやあ、何とも嬉しい。
てか、夢のよう。


んで、ドリームチェイサー。
あの曲がしばらくは頭の中から消えそうにありません。
てか、れーこさん率いるイケメンたちのアイルビーバック、かっこよすぎな。

桜嵐記はこれまでに観た作品の中で、マイベストに入るのですが、マイベストを絞りきれませ〜ん。