トノバン観てきました。


亡くなってからもう15年も経つのですね。


加藤和彦さんは、ジャストリアルタイムでなく、歳上のかっこいい大人の人って感じでした。


点として知っていた人物像が、皆さまのインタビューや映像で、一つにつながりました。


吉田拓郎さんの大ファンの父ちゃんも、サディスティックミカバンドくらいから、別路線の人となっていたらしく、改めてすごい面白い人生を送った人やったんやな、となる。


桂川イオンシネマが、まあまあの観客。

で、きっとほとんどの人が1100円のシニア割って感じ。


ラストは拍手したかったな。

でも、何となくそそくさと席を立つ感じ。

それでも、同世代の我らは、ちょっと生きていくパワーをいただいた感じ。


自分で自分の命を終わらせた人に、パワーをもらうのって変かもしれませんけど、ホンマにそんな感じ。


で、出てくる証言者の皆さまも、かっこいい大人ばかり。


キャンティといえば、八王子から通い詰めたユーミンとか、加賀まりこさんなんですけど、コシノさんと安井かずみさん、とんがっていて超カッケー。


この頃、ワタクシはいわゆる京都フォークのファンでしたから、そういうカッケー世界こそダセェ…となっていたんやと思う。


サディスティックミカバンドの曲とか、こうやって今聴いてもすんごいかっこいい。

リアルタイムで聴かなかったこと、少し悔やまれる。



で、証言者の皆さまが、彼の死と向き合うところ。

まだみなさま辛そうで…。

理解を見せる方、もっと何かできたのではないかと悔やまれる人、自分がそばにいれば…と。


彼にアレンジとか頼めば良かったともおっしゃっていましたが、きっとそれはもはや最先端ではなく…。

その時代🟰ではなくなったことが辛かったんかな…と、ワタクシの薄っぺらい理解。

もちろん、天才の思いの致すところは測り知れない。



てか、これ、とても良い時間でした。

あっという間。



映画の分と、フードコートのお食事で、駐車場代は無料になりました。



感謝。





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