月組宝塚大劇場公演

Eternal Voice消え残る想い

Grande TAKARAZUKA110

の稽古場情報です。


月城かなとさん

梨花ますみさん


お稽古は半分くらいついたところ。

月城かなとさんにとっては、この番組の収録は、初日が近い…という合図。



Eternal Voice消え残る想い

正塚晴彦先生のオリジナル作品。

正塚先生らしいな…と思える作品。


みとさんのお役はヴィクトリア女王。

ご主人の喪に服し、隠遁されていた時期。

その間に色んなことが起こる。


れーこさん演じるユリウスは、考古学者でありつつ、特殊な力を持つ。


不可思議で面白そうな世界観。


そこで起きる事件や思惑を解決していく。


鳳月杏さんはユリウスの友人役ビクター

親子代々超常現象研究所研究員。

その傍ら秘密局にも関わる。


その研究所で出会うのが海乃美月さん演じるアデーラ

彼女も特殊な力を持つ。


ユリウスとアデーラの繋がりが、事件を解く鍵となる。

それがヴィクトリア女王の長い隠遁生活を終わらせることとなる。

なのでみとさんが二人と演技できるのは最後の最後。会えると、ホッとする存在。


専科から、高翔みず希さん、凛城きらさんがご出演。

れーこさんは、さおたさんとは初めての舞台。

りんきらさんとは雪組時代からの仲。

安心して委ねられる。

お二人とも、自然に月組さんの雰囲気の中にいらっしゃる感じ。


他にの個性豊かなキャラクターがたくさん。

彩みちるちゃんと彩海せらくん。

二人は兄弟のような霊媒師。


夢奈瑠音さん演じるザンダーは、秘密局の局長。秘密局は英国王室側の調査機関。

風間柚乃さん演じるダシエルと、天紫珠李さん演じるエイデンは秘密局の局員。

テンポの良い掛け合いが面白い二人。


今回の物語の鍵になるメアリー•スチュアート白河りりちゃんが演じます。

下級生に至るまでたくさんのお役や責任のあるところを担う。


そういうのを見ていると、組がどんどん若返るのを感じる。

各所でコロスとして踊ったり…。


まだ全場が出来上がっていないけれど、不思議な力とか目に見えないものを映像とかも使って魅せるので、それは正塚先生の新境地。

まだ見ていないけれど、すごく楽しみ。

槍が降ってきたり、焔につつまれたりするらしい。

早くお客さまにも見ていただきたい。


みとさんは、全体像が出来上がった時の、コロスのメンバーと演者がどう関わり世界観を作るのかが楽しみのひとつ。


Grande TAKARAZUKA110

中村一徳先生と組むのは久しぶり。

お二人とも、雪組以来。


110周年を迎えるにあたってのプロローグとなるレヴュー。

お祝いとして寿ぐ幕を開ける。


振り付けの西川卓先生の手振りがすごく難しい。

一生懸命お稽古中。

宝塚らしいプロローグでありながら、そういう新鮮な振りもあって、違うエネルギーが出る。

入れ替わり立ち替わり、みんなが登場するので、どの下級生にも目が行きます。

スピーディーなのでお見逃しなく。


それを受けてのみとさんたち。

110周年を祝うコーラス。

過去作品へのリスペクト。

敬意を表する場面になります。


このショーは各国を回っていくイメージ。


次はイタリア。

ヴェネツィアの仮面舞踏会。

初々しく可愛らしい場面。

風間柚乃くんと彩みちるちゃんが道化の役。

この二人はれーこさん的にはツボ。

この学年で可愛らしく演じるんですもの。


そしてアバンギャルド。

振りはまだついておりませんが既存の概念を壊し、新しいものを生み出すような場面。

ちなつさんを中心とする場面です。

前衛、先魁という意味のある場面になれば。

西川先生が担当なので、大変だろうな…とれーこさん。


中詰。

スペイン。

月組ではなかなかなかったスパニッシュ。

全員がスペイン帽をかぶる。

お衣装も真っ赤。

真っ赤な中にある赤い月。

下級生に至るまで銀橋に出て歌うので、見どころがたくさん。


そこから🟥繋がりで、風間さんの歌から初舞台生ロケット

お二人もまだ見ておられません。

お衣装とかも楽しみな、お披露目。


初舞台生とご挨拶した時に、本当に初々しくて可愛らしくて、無事にこの子たちの初舞台がいいものになるといいなと思いました…とれーこさん。


雪月。

中村先生がれーこさんのために作る場面。

お着物を着るれーこさん…「雪」…からの「月」…を歌と踊りで表現。

狩衣を着るれーこさん。

でも、狩衣を着るのは初めて。

雪組時代を振り返る場面なのにね。



これな。




みんながれーこさんを送る場面。

4メートルもあるかけを着て終わるので注目してください。


からの、フィナーレナンバー。

月をテーマにしたメドレー。

今、そこの振り付け中。

男役は黒燕尾

男役にとって特別な黒燕尾。

今のメンバーで踊れて嬉しい。


からの全員で、退団者を大合唱で送る場面?


そのままデュエットへ。

みんなに見守られながら始まるお二人の最後のデュエットダンス。

百花沙里先生の振り付け。

羽山先生の助手をされてきた方。

これまでの羽山先生のデュエットの振りを少しずつ織り込む。

あ、これは…と、思い出していただけるかも。

新しい気持ちを込めて踊ります。


退団について。

今のところ全員お稽古に必死。


月城 かなと 
海乃 美月 
麗 泉里
空城 ゆう
彩音 星凪
一星 慧
まのあ 澪


みんな明るいメンバーで、最後まで月組のためにできることがあれば…と、話す。

最後までいつも通りに楽しんで公演できるように頑張ります。


公演が始まれば、退団って感じになるのかな…と話すみとさんに、「いいです、いいです」と手を振るれーこさん。



初舞台生を迎え、専科のお二人も。

いつもより大所帯でお届けする公演。

色んな人の色んな気持ちがまとまって、お客さまに明るく温かい気持ちになってもらいたい。

これが宝塚のいいところだなって感じていただけるような作品になるようにみんなで頑張ります。






…という稽古場情報。


友の会が冷たくて、全然ご用意されませんでしたが、友の会先着順で、ニ席ゲットできたので幸せです。

初舞台公演も、いつもの時期にできるようになり、良かった。

でもまだ、コロナに苦しめられるなんて。

ちょっとひどい風邪くらいになりましたが、罹患すると発熱や喉に来るので、舞台に立つ皆さまにはやはりとんでもない病気なんですね。


ほんと、お稽古も順調みたいやし、このまま、何事もなく走り抜けられますよう、お祈りします。


初舞台生にも休演者があるらしく、心配。


ちなつさんのお役が、れーこさんの親友で良かった。

超常現象研究所というと、コンデュルメル夫人を思い出しますね。

あのちなつさん、すごく切なくて素敵でした〜。


みちるちゃんとあみちゃん、おだちんとじゅりちゃんのコンビも楽しみ。





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