103歳の骨折の件です。


介護付きマンションで快適な生活を送っていた我が家の103歳。



[これまでの経過]

2019年春に、心筋梗塞で入院。

治療の過程で脳梗塞。

言語や動作が不自由に。


リハビリを頑張る。


リハビリの過程で勝手に廊下を歩き転倒、骨折。

手術で右足に金属が入る。


リハビリの結果、自宅に帰る前に、ワンクッションおくため施設での生活となる。


で、そこで再度の転倒。

また注意を聞かずに一人で歩行練習をしたから。

今度は左足に金属が入ることに。


手術入院、リハビリを経て再度施設に戻る。


そうこうしている間のコロナ禍突入。

面会も外出もできない生活に。


外出したさに、介護付きマンションに引っ越し。


そこで、コロナ禍が明ける。


そうなるとお出かけしたくてたまらない103歳。


歩行器がなかったって歩ける!と、なしで歩く練習をしていての、今回の骨折。

右足の金属が入っているところを再び。


少しは懲りろよ。



で、また手術か…と思っておりましたが、そう簡単ではないみたい。

理論的には金属プレートで固めるってことらしいけれども。


お医者さまが、手術を勧められない理由は、全身麻酔で、心臓が耐えられず、そのまま帰らぬ人になる可能性も。


本人は手術を希望しておりましたが、その話を聞き、手術は断念。


となると…


もう何もできない


てことは寝たきり決定?


そんなかわいそうな。




で、どうなるかというと…


今の介護付きマンションに戻る。

そこは、寝たきりでも受け入れをしていただけるとのこと。

看取りまでできるらしい…って、看取り?


でも、介護費用がプラスになるので、お金がかかりすぎることに。


この後は介護認定の変更とかくらいしかできることがないらしく。

今は要介護3。

これが要介護5となる予定。


他に受け入れてもらえるかどうか検討しなくては。

特養とか?

老健施設とか?


ケアマネさんがいろいろ相談に乗ってくださるので助かります。


自宅での介護とはならない。

多分。

でも、何となく心の底らへんが不安でぐるぐるする。



ワタクシはまだ103歳の顔を見ておりませんが、流石にしょんぼりしたはるらしい。


でも、無理をしたら寝たきりやて…言い続けていた次男(父ちゃん)は、怒りが込み上げております。




整理すると、


103歳は寝たきり

よくて車椅子

要介護度が上がる

金銭面で折り合いのつくところを探す

他にできることはない



以上。




お願いできることは全てお願いする。

義兄の協力も得る。

次男にも時々は手伝いを頼む。


転院とかが落ち着いたら、予定通り、夏の予定も楽しむ。



今のところそんな感じ。


自宅で介護して看取るのは無理やけど、この後お金の話になるのは何となく世知辛いけど仕方ない。


大正、昭和、平成、令和と生き抜いてきた方なんやから、リスペクトしたいけれど、いろいろあってワタクシにはちょっと難しい。


認知面はしっかりしたはるからなおさら辛いやろな。


頑張ってみる。

ワタクシなりに。

どうしてもやらなあかんことだけは。


認知症で荒れ狂った末に亡くなったワタクシの実母の介護には、父ちゃんを一切かかわらせなかったから、今度は自分が矢面に立つ…と、頑張る父ちゃん。


でも、無理やで。

できることはちゃんとやるからさ。


多分長丁場になるやんな。

無理せず、とらわれず、気持ちを持っていかれないように。



な。