三省堂の国語辞典からタカラジェンヌという言葉が消えるらしい。
てか、逆に、載っていたのね?
辞書に。
オンラインの辞書で調べると….
小学館にはあるけれど、辞典オンラインはヒットせず。
たから…が固有名詞で、ジェンヌ…は、パリジェンヌのもじり。つまり普通名詞?接尾語?
宝塚歌劇団の俳優…という理解度らしいけれども、そんなんじゃまだまだ言い足りない。
ちなみに、Wikipediaセンパイは
…ですって。
まだまだまだまだ、説明不足。
宝塚歌劇団の舞台に立つ演者「タカラジェンヌ」は、伝統的に「生徒」と呼ばれる。大東文化大学の周東美材准教授は「創始者の小林一三は、少女たちを演技者ではなく、あくまでも未熟な生徒として売り出すことにこだわった。それがここまでの人気につながったのだろう」という――。
ナルホド。
一般的な演劇と宝塚歌劇団の違い。
認知症で荒れまくった母の介護がなくなった時、ふと、降りてきたそうだ、宝塚行こう。
で、もちろんチケットなどない。
次男が入手してくれたチケットで、観劇した王妃の館で、目ん玉が飛び出る。
で、次の邪馬台国の風は、邪馬台国とか、卑弥呼とか大好きワードに惹かれて、これまた次男にチケットを取ってもらう。
王妃も邪馬台国も、演者の名前を全く知らずに。
てか、一般の演劇で、そんなことはありませんよね。
みたい演目や、役者さん、前評判なんかでチケットを取りますもん。
それ以降はしばらく、どの公演も一度は観劇したい…となるし、スカイステージに加入するし、歌劇とか、ルサンクとかも入手。
友の会さまとも友になる。
これがなかなかなツンデレ友だちなんですけどね。
結構な分量の予習をして臨む。
そして、できるものなら、何度でも観たい。
その辺りが、タカラジェンヌ呼びにつながるのかも。
なんだか、特別。
それでも特定の方にのめり込むことはまだない。
なので、卒業されれば、だいたいそこでおしまい。
退団されても観に行ったのは、明日海りおさんのポーの一族やけれども、アレはまた、アレ。
考えてみれば不思議な世界。
卒業が決まると、お芝居でも、ショーでも見せ場が作られるし、サヨナラ番組なんかもある。
あの、自分たちの身内なのに、専科の方の紹介が敬語なのも、もう慣れた。
新公とか、長の期とか、特別なシステムも、この伝統を支える。
そして、まだまだ奥が深く、知らないこともたくさんある、宝塚の世界。
103歳の介護で少し遠ざかりはしたものの、逆にコロナのおかげで9月にはまた阪急電車に乗ります。
ちなみに、タカラジェンヌと入力して、最初に出てきたお写真が、このみなさま。
もちろん、もう、誰?とはならない。