新・オスマン帝国外伝
影の女帝キョセム
シーズン1 第83話
裸の皇帝のあらすじと感想です。
ネタバレしております。
ジェンネト死す
ズルフィカール死す
師父オメルと皇女ディルルバ💩
…という前回。
長官公邸から引きずり出された皇帝オスマン。
馬で引き立てられる皇帝に、物を投げつける暴徒と化した民衆。
その様子に駆け寄ろうとする皇帝妃アーキレを止める皇女ヒュマーシャー。
エサトの家で皇子たちを守るよう指示。
心ある将校は、キョセムに報告。
65番隊の暴走で、止める暇もなく、長官アリと近侍頭ズルフィカールが死亡。
オスマン皇帝は引きずり出され、辱めを受けながら兵舎に引き立てられ、ムスタファに忠誠を誓わせられようとしていること。
投げつけられる、弟殺し!の声。
水を要求する皇帝の目の前で、水の壺を破る、クソ兵士キリンディル。
この悪い顔を見て!
ほくそ笑むクソ宰相ダヴドと65番隊長マンスール。
兵舎に乗り込むキョセム。
横たえられたズルフィカールの遺体を横まで確認。
ハリメと💩皇女の姿を認め、二階に駆け上がる。
オスマンの扱いについて文句を言うけれども、ハリメ一派からすれば、ムスタファの仇ってことになるし…
オスマンと皇子たちを助けたければ、カプクルや、ウラマーたちを説得し、ムスタファに忠誠を誓わせろ!と、ハリメ。
その哀れな姿を見て駆け寄るキョセム。
自分の配下の者が守るので、収拾がつくまでここにいるように指示するキョセム。
毅然としなさい。
背筋を伸ばして。
陛下を兵舎の礼拝所に。
そこは不可侵だから…と。
兵舎の礼拝所に落ち着くオスマン。
長老エサトや海軍提督ハリルも駆けつけ、暴虐行為を非難する。
鳩豆クソ宰相ダヴドと65番隊長マンスールは、できる限りのことをしたけれども、暴徒たちを説得できなかった…とか、ぬけぬけと申しております。
覆水盆に返らずとキョセム。
秩序の再構築のために、新帝の即位が必要だ。
新しい皇帝?と驚くエサト。
これからはムスタファ皇帝の御代です。
そのように取り計らうように。
やっと夫の遺体に対面するヒュマーシャー。
メレキシマに、これ以上オスマンを苦しめないと言うキョセム。
新帝として、兵たちの前に立つムスタファ。
皇帝万歳!の声は礼拝所のオスマンにも届く。
ところが…
早速やらかしてしまう新帝ムスタファ。
高いところに登り、金貨をばら撒こうとするのです。
うつけ…の声も。
大宰相となったクソ野郎ダヴドと、💩皇女は焦る。
キョセムの皇子たちを殺したし、早くオスマンを殺さなくては。
キョセムが皇子たちの死を知る前に。
皇統を継ぐ者がムスタファだけにしなければ。
皇子たちが拉致された小屋へと祈りながら馬車を走らせるキョセム。
皇女ヒュマーシャーは、夫に許しを与え、別れを告げる。
キョセムがたどり着いた小屋は、燃え尽きて灰に…。
兵たちの声に答え、オスマン殿下として姿を見せるオスマン。
そこにオスマン皇帝万歳!と叫ぶ新帝ムスタファ。
これが皇帝か?とざわつく兵たち。
オスマンも、これでいいのか?と言うけれども、オスマンをdisり続けるマンスール。
哀れなオスマンの姿に、同情する空気も生まれる。
小屋の前で泣き崩れるキョセム。
皇子たちの死を悲しむ前に、オスマンを弑逆から救わなくては…と、ハジュ。
何とか立ち上がるキョセム。
キョセムが皇子たちの死を知る前に、オスマンを亡き者にしようとするクソ大宰相ダヴド。
クソ兵士キリンディルがオスマンの首に縄をかける。
…が、それを見た心ある兵士たちが制止する。
殺さない約束だ。
事態が収まれば再び我らの皇帝になる方だ。
ハリメが早く殺さんかい!と歯をむくも、剣を抜き何とか守り抜く心ある兵士たち。
えらいぞ!
一旦はあきらめるも、キョセムが戻る前に殺さなければ!と焦るハリメ一派。
ムスタファの即位も急がなければ。
状態の悪いムスタファを縛り付けてでも…と、クソ大宰相。
ヒュマーシャーは、アーキレと皇子を避難させるために動く。
エサトも、何が起こるかわからないからと賛成する。
ムスタファを乗せたハリメ一派の馬車が、金貨を撒きながら、歓声の中を宮殿に急ぐ。
ムスタファは暴れないように、クソ大宰相が押さえつける。
オスマンを助けるために急ぐキョセムの馬車が急停止。
ビュルビュル!
皇子たちは無事でした。
殴られて気絶したビュルビュルでしたが、目を覚まし、間一髪で救い出していたのです。
そして、馬車を皇子たちを匿った隊商宿へと向かわせるのでした。
…という、そりゃもう大騒動の第83話。
シーズン1もあと一話です。
微妙な空気。
ムスタファが奇行を見せれば見せるほど、不安を覚える兵士たち。
オスマンを守らなければ…ってなるの、わかる。
わからへんのは一般聴衆。
金貨をばら撒かれれば、ムスタファ皇帝万歳!とか叫べちゃうのね。
てか、ハリメ一派からオスマンを守ろうとする兵士たち、偉い。
皇子たちをあの業火から救い出したビュルビュル、偉い。
珍しくビュルビュルをハグするハジュ。
そんな二人を見ていると、改めて、ここにジェンネトがいないことが寂しく思えますな。
オスマンの首に縄までかけたキリンディル。
キョセムは先ず幼い皇子たちの元に向かうみたいやし、心配。