本日、宙組さんの宝塚大劇場、千秋楽。

無事の完走、おめでとうございます。

緊急事態宣言下の東京でも、つつがなく、退団者の皆さまが、良き千秋楽を迎えられますように。


…と、宙組の和希そらくんの宝塚大劇場も、見納め…としみじみしておりましたら…



轟悠氏、千秋楽でございました。



花に酔い

鳥を愛で

風を聴き

月を恋う

春に会い

夏を生き

秋を知り

冬を越す



カッケーわ、この方。

てか、轟悠氏を舞台で観たことはございません。

それが悔やまれます。



でも、スカステの過去作品にて、名作を数々拝見しております。


これほど、真ん中がお似合いの方が、大階段を降りられないこと。


きっとご本人の美学なのやと思われますが、寂しさは否めない。


ま、ファンのみなさまとはDSで、しっとりとお別れされるのでしょう。

にわかは見守るのみです。


汝鳥先輩の愛のあふれるお言葉に不覚にも涙を誘われるではありませんか。

てか、汝鳥さんの横に立たれる、轟

組子の皆さまの涙も、轟氏へのリスペクトにあふれております。


チケットに敗れ去り、その後あまり注目しておりませんでしたが、なかなか面白そうな作品です。


音波姐さん、こういう粋でいなせなお役がお似合い。

ピースケくんの青天、惚れる。

極美慎くんの台詞回し、チャキチャキしていて小気味良い。

りらさま、なんだかお久しぶり。




で、轟氏はこの作品で、やりたいことをやり尽くされたのでしょうか。

北翔海莉さんがお好きそうなお役。


でもお武家さまに戻った時の凛とした立ち姿は理事の勝ちかな。


轟氏のお別れ特別番組てきなのも、なし?

それも理事の美学?




専科からぽんとやってきて主役をはるなんて、組子の皆さんはホンマは鬱陶しいのでは?

…と、にわかは思ったりもしますが、それは杞憂。

学ぶことも多いらしく、組子の皆さまの号泣を見れば一目瞭然。


これからどうされるのだろう。

長いお付き合いの気心の知れたパートナーとか、いらっしゃるといいな。

後進の指導とかもされないのかしら。



汝鳥さんとか、夏美さんとか、京三紗さんとか、専科の方の演技は作品に深みをもたらします。

主役やなくても、渋いワキにまわるとかではあかんのかな。


あの渋いお声を聞くことはもうない。

寂しい。







てか、自分の美学を貫く生き方ができるって素晴らしい。


ワタクシにはその美学があるのかさえあやしい。