宝塚魂-タカラヅカスピリット-
#8「宝塚レビュー」回を視聴。
寿つかさ組長と
瑠風輝くんで、宝塚レビューについて語る。
レビューとは、一年間に起こった話題の出来事などを歌とダンスで綴った舞台のこと。
宝塚では1927年にモンパリを上演し、以後数々のレビューが上演されてきた。
もえこちゃんは、ファン時代から宙組さんと共に育つ。
なのでシトラスの風は印象的。
好きポイント
①プロローグからのレビューが始まるという期待感、上品さ。
②衣装とかの色合いの爽やかさ
③踊り、揺れる感じ
すっしー組長は、ファン時代がない。
バレエの先生に勧められ、高汐巴さんの卒業公演を観劇。そのレビューを観て、入団を熱望。
宝塚の華やかさやきらびやかさは、ここでしか見られないものだと痛感。
もえこちゃんのシトラスの風
初演以外のシトラスの風全てに出演。
全ツも含めて。
2014 下級生でみどり
2015 ちょっと成長してきいろ
2018 熟れたみずいろ
プロローグに出演のたび、また色が違う!
成長とともに、すっしーさんと同じ水色を着られるように。
すっしーさんも、何度も出演したシトラスの風は、岡田先生のロマンチックレビューらしい作品だと。
雪国時代のベルリン公演で出演したサンライズ•タカラヅカでは、海外の方に受け入れられるのかと緊張したけれども、歓声に迎えられる。
未来志向で、ロック調の作品を作っていた岡田先生。
ある時、宝塚らしい落ち着いた作品を作ることを提案される。
黄色や水色が似合い、色彩で言えばラベンダーのような、妖しい恋愛を含めた感じ。
その初めての作品が、1984年ジュテーム。
毎月のようにレビューを作り続けるのは宝塚しかない。
特に思い入れのある作品は1990年ル•ポアゾン、シトラスの風、1995年ダンディズム!
ショーは現代劇で、レビューは時代劇。
レビューは、懐かしいもの。
レビューはドラマ。たとえ4分の場面でも起承転結がある。
出演者は内容を把握した上で、今までに培った技術でお客様にお見せすることが大事。
清潔で上品で香りのあるようなもの。
観終わった後に、花の道をルンルン気分で帰っていただく。
健全な作品を提供するのが宝塚の理念。
小林一三先生からの理想。
HAPPY ENDING
宝塚しかできないものを作るべき。
レビューに出るにあたり気をつけること
①重心とか、振りの手の使い方とか、現代チックなショーとは違う、上品で気品ある「芯」のある踊りを意識。
②ゆっくり、大きく、風が動くように。
③周りを動かす。
お化粧も、衣装やセットと釣り合うように華やかに…と、すっしーさん。
出演して見たいレビュー
①タカラヅカ•レビューという感じの華やかなプロローグ
②レビューらしく違いのあるたくさんの場面
すっしーさんも、羽を使うような、これぞレビューというようなシーンに出て見たい。
宝塚レビューの魅力
①男役も娘役も素敵さ倍増。
②優雅でエレガント
③「はあ〜っ」ってなる
④息をするのを別れるほど魅入る
⑤思わず声が出る
すっしーさんは10年目の頃、海外の作品を見て帰国した時に、改めて宝塚の素晴らしさを実感し、気合を入れ直す。
姿月あさとさんも、華やかなレビューやショーが好きで宝塚のファンに。
1999年ザ•レビュー’99は、だるまの娘役さんに囲まれ、羽も豪華。
同じ作品を花組さんで。
客観的に見られて楽しかった。
シトラスの風sunriseではアドバイザーを。
レビューで気をつけていたことは、場面ごとにスイッチを切り替えること。
宝塚の伝統芸として続いていってほしい。
衣装の着こなしや裾さばきなども、上級生から習って伝えていってもらいたい。
で、視聴者からのコメントを元に語られる場面が続くのですが、その中に紹介されるレビューも見て見たいものばかり。
寿美花代さんの現役時代の映像にびっくり。
で、着てみたいコスチュームを聞かれ、すっしーさんが答えたのが、輪っかのドレス!
女役はやったけれども、輪っかは未体験。
着てみたい!ふふっ。
もえこ ちゃんは、ラテン系のお衣装をあまり着たことがないので、モアモアの袖を美しく揺らしてみたいとのこと。
…という、宝塚魂でした。
ワタクシも、シトラスの風は大好き。
でも、こんなレビューをやってみたくても、外部ではなかなか難しいのかもね。
それだけで客を呼ぶことの難しさ…ですね。
ありがたや。
宝塚。