シーズン3のラストに、ヒュッレムがいきなりおばさんになってしまい、なんだかなあ…でしたが、シーズン4が始まると、それほど違和感がありません。

マヒデブランもギュルフェムも、アフィフェもスンビュルもみんな歳をとりました。

もちろんスレイマン皇帝も。




入院中の病院で、1話と2話を視聴。
スマホ画面で見ているので、若干スケールが小さく感じられるのはしたがない。
せっかくイェニチェリが大集合し、ジハンギルの帯刀式がにぎにぎしく執り行われているのに。

早くお家に帰って大画面で観たい!





そう。
王子たちが大きくなりましたよ。

かわいいジハンギルも、もう帯刀式。


セリムとバヤジトも大人になっなかと思いきや、マトラクチュで久しぶりに対戦し、本気の殴り合いに。
それぞれの任地で頑張っているのかと思いきや、あまり評判はよろしくない模様。

ヒュッレムも頭が痛いよね。


それをお父さまが宮殿のテラスから目撃し、がっかりするという…。




で、スレイマンが息子たちを集めたのは、ジハンギルの帯刀式のためだけではない。



メフメト亡き後空席になっているマニサの軍政官に、王子たちの一人を指名するためだ。

そう。
マニサといえば、皇太子時代のスレイマンが治めた地。

そこに任命されるものが父の後を継いで皇帝になるという。



かえすがえすも、メフメトの死はもったいない。
あんなにいい子他にいませんよね。


クソ女マヒデブランの仕業。

ヒュッレムとミフリマーフも、手を下したのがマヒデブランだと分かっていても、証拠がないので手をこまねいている。

このミフリマーフが、立派なヒュッレムの後継者。
美しさの奥にほの見える復讐の炎。
大好きなお兄さまやったムスタファも今や敵と認識し、追い落とすために夫リュステムとともにロックオン。



でも、このクソ女マヒデブラン、やはりヒュッレムの敵ではない
自ら墓穴を掘る。


かわいい孫娘を伴い、スレイマンに拝謁したクソ女。

またこの孫娘が可愛らしい歌を披露してスレイマンを和ませる。

そこで去ればええのに、いらん一言を付け加える。

もうすぐ二人目の孫が生まれます。
その子もムスタファと同じくマニサで生まれてくることを望みます。


スレイマンの一番嫌いな方法。
マニサの軍政官には是非我が息子ムスタファを!ってやってしもたのよ。

スレイマンの不愉快そうな顔。



なのにその足でムスタファの元を訪れ、鼻の穴を膨らませて、これでマニサ赴任は決まったも同然…的な報告をするクソ女。

その辺りはムスタファの方が冷静。

イェニチェリの大軍団が、自分を出迎え、その件を大宰相となったリュステムに父上にちくられ、ちょっどまずい…と感じております。
その上、母上がやらかしてしもた。

海軍のフズルも、イェニチェリの長官アリも、マトラクチュもムスタファ推し。

でもムスタファに足りないのは、賢い母親。

ヒュッレムならこんなストレートなお願いの仕方、するわけがありません。


誰が見てもムスタファがスレイマンの後継者にふさわしいのですが、それを絶対に阻止したいのがヒュッレム。

せっかく追い出したマヒデブランが後宮で大きな顔をするのを許すわけがない。



イェニチェリの件では、とうとうスレイマンに呼び出され、問い詰められるムスタファ。

周りの暴走を御し切れるかどうか、ですな。



ってところで、これから後継者争いがややこしくなっていくのかな?

史実もそうですもんね。






さらにややこしそうな女性が登場。

フズルに捕らえられたベネチア貴族の娘、チェチーリア・バッフォ。

美しく、気性も激しそう。
継母に疎まれているらしく、故郷に帰る選択肢はなさそう。

息子たちに強い妃、強い側女を迎えたいと思うヒュッレムに気に入られるかどうか…ってところね。

その侍女もなかなかに美しい。
お嬢様にお仕えしなければ…と思っているけれども、ハマムで、ここではみんな同格だと言い放たれる。

美しく
気が強く
ヒュッレムに服従

という、息子の側女の条件、厳しすぎない?

少しは自分のことを振り返りなさいよね。





かわいいかわいいジハンギルは、病により背中に大きなコブが。

なので後継者争いには加われない。

けれども両親の愛情を一身に受けて育つ。


帯刀式でも、言葉を忘れてしまい、スレイマンから助け舟を出される。

イェニチェリ的にも刀を持つのもやっとの王子はなんだかなぁ的な。



でも、大きくなってもいい子。






で、第二話はギュルフェムが少し気にかかりました。

ジハンギルの帯刀式を例の塔の上から見守る女性陣。
頼まれもしないのにそこに乗り込んでくるクソ女マヒデブランとギュルフェム。

マヒデブランのメフメト殺しを匂わせるヒュッレムの言葉に何かを感じた模様。

この人、一度はヒュッレム側についたのにいつの間にかクソ女派に。

もう一度ヒュッレム側につく日は来るのでしょうかね。





何話まであるんやろね、シーズン4。



でも、楽しみが増えました。