オスマン帝国外伝
イブラヒムの「嫁がせて追い出す」と言う言葉に絶望したニギャール。
身分解放を勝ち取ったヒュッレムは、結婚しなければ同衾できないとスレイマンを拒否。
まあ、正解なんやけれども、ヒュッレムは、善行を積もうとしたのに奴隷の身だからできなかったからだと答える。
シーズン2 第33話の感想とあらすじです。
ネタバレしております
イブラヒムの「嫁がせて追い出す」と言う言葉に絶望したニギャール。
遺書をバイオリンケースに隠し、飛び降りようとするけれども、間一髪でイブラヒムに助けられる。
遺書があることを知ったイブラヒム、ハティジェに見られては大変…とあせる。
急いで部屋に戻るも手紙はハティジェの手に。
なんの手紙が問うハティジェに国家機密だと答える。
そんなところに国家機密をしまうわけないし恋文じゃないの?と疑われ、じゃあ、読めよと開き直り作戦。
作戦成功。
ハティジェはええとこの子やし、「ごめんなさい」となる。
ニギャールには「てめえ、黙っとけよ!死ぬんやったらよそで死んだらんかい」とまたもや歯をむき出して凄む。
遺書は燃やす。
ヒュッレム
身分解放を勝ち取ったヒュッレムは、結婚しなければ同衾できないとスレイマンを拒否。
怒り心頭のスレイマンは母后に、ヒュッレムを遠ざけるように言う。
母后はにんまり。
ヒュッレムは母后にも、今や自由の身だから、結婚をしていないのに同衾するのは宗教的にも信義に反するとこですよね?と話す。
正論。
ヒュッレムは宮殿を出され、ミフリマーフとともにベイコズの館に住む事になる。
その話を聞いたギュルシャーは喜び勇んでマヒデブランに報告。
マヒも大喜び。
「母后さまにたてつくからじゃん」…と、小物は小物なりに喜ぶ。
追放の話を聞き、スレイマンのところへ乗り込むヒュッレム。
「この結果を招いたのはお前だ」
配偶者となるために身分解放を求めたな!
まあ、正解なんやけれども、ヒュッレムは、善行を積もうとしたのに奴隷の身だからできなかったからだと答える。
顔も見たくないと言われ部屋を出たヒュッレム、イブラヒムと遭遇。
嫌味合戦。
う〜ん、ヒュッレムの勝ちかなぁ。
ヒュッレムがベイコズの館に立つ前の晩、スレイマンの寝室に召されたのはマヒデブラン。
ギュルシャーと大騒ぎで準備に励む。
その間に、ヒュッレムはマルコチョールに小箱を託し、スレイマンに届ける。
スレイマンにもらったあのエメラルドの指輪と手紙が入った小箱。
着飾り勝ち誇るマヒギュルと黄金の道ですれ違い、マヒの耳に何かを囁く。
顔を曇らせるマヒ。
陛下に召されるマヒデブラン。
あの指輪を目にしたスレイマンに抱かれることはなく、ひとりベットでむせび泣くき朝を迎える。
マヒデブランは、スレイマンにとって皇子ムスタファの良き母でしかない…って感じ。
ヒュッレムは宦官ギュルに、後宮の情報収集を頼み、馬車に乗る。
側女たちにはギュルシャーの手配で「ヘルバ」が配られる。
ヒュッレムの追放祝いらしい。
ヘルバは小麦粉と砂糖の甘い菓子。葬式の時に食べられる。
出て行くヒュッレムを満面の笑みで見送るマヒギュル。
虚しくないのでしょうかね。
何にもなかったのにね。
ってか、ヒュッレムはまだ諦めていない。
スレイマンの心に深く訴えかける。
また、言われた通りに去る事で、なお一層スレイマンはヒュッレムを求める事になるのだろう。
すごい自信。
でもさ、でもさ、イサベラのときどうだった?
目先のことで一喜一憂するマヒギュルが可愛く見えてきた。
このふたりは母后亡き後のバランスのことなんかまるで考えていないしね。
その分ダイエは上手。
あんなに長く使えた母后も自分の老後のためにあっさり裏切る。
youtubeの英語字幕版で見ていた時は、シェケラやギュル、スンビュルのおちゃらけコーナーの会話がイマイチわかっていなかったけれども、日本語字幕で見るとなるほどな…ってなる。
料理長の作るお料理やお菓子は美味しそうで大好き。
ピラフが美味しそう。