犀川の駅から御在所岳の方に向かって、延々走る。
「飯嶽大神」を知っている人がいない。
やっと人を見つけて聞いてもわからない。
猫に聞いてもわからない。
それでも、大坂の集落にたどり着く。
人がいない…。
郵便配達の方に聞いてもわからない…。
やっと教えてもろても、「ふたまたの道」が見つからない。
なかなか大変でしたね。
やっとそれらしきところを見つけ、正平さんが確かめに行くも、振り向きざまに❌。
でも、そこが目的地でした。
鳥居に「飯嶽大神」の文字が。
確かに急な階段を上がると、立派な拝殿が。
それでも、正平さんが走った道は、聖美さんが花嫁衣装を着て練り歩き、祝福された道。
石段は、花嫁衣装で一段一段登ったところ。
人気のない拝殿は、小さい頃に遊んだ思い出の場所。
お祭りの時には灯がともり、みんなが集まり、屋台の一つも出るのでしょう。
人の生き死にというか、冠婚葬祭というか…、そういうことがおろそかになっているけれども、ちゃんと祝福されて結婚するって大事なことやな〜と感じる。
観光客がわんさか詰め掛けておみくじの結果に一喜一憂する、そんな神社もあれば、今日の飯嶽大神さんみたいに、里の奥に静かに佇むところもある。
調べて見ても祭神とか縁起とかわからへんのやけど、ご縁があるならいつかわかるでしょう。