手術が終わり、病棟に帰り

長い長い夜が明けました

何回も眠っては目覚めてを繰り返していました

今回受けた側頭筋移行術は


この本から引用させていただきますが

側頭筋を頭の中で前方に移動(移行)させ
下顎骨筋突起にくっついている側頭筋を
鼻唇溝(ほうれい線)の所で口輪筋に逢着する手術です
私の場合は(B)のような切開でおこないました
つまり、鼻唇溝(ほうれい線)では切開しませんでした

同じく「医学のあゆみ」に掲載されているもの

この例はほうれい線での切開ですね↑

この方は、私と同じ耳前から頸部にかけての切開のようですが
耳前に少し切開しない部分があるようです

私の場合は、以前の広背筋を取り出すため
耳前から頭部の切開は続いてしまうかも
と、言われていました
続いてます↓




翌朝はわりと元気で吐き気だけだったのですが
お水を飲んでも気持ち悪くなり
あんまり飲めない状態でしたが、
点滴がずっと続いており、
勝手に安心していました

この病気(ハント症候群)に罹患して
顔面神経麻痺に対する手術は
今回で9度目になりましたが
毎回手術の傷が痛くて困ることはなく
痛み止も使ったことがないのです

今回も痛みはないものの
気持ち悪さに
朝食のお粥を一口のみ

その後傷の消毒やガーゼ交換に
若い医師が来てくださった時も
わりと元気で雑談をしたり
傷がどうなってるのか見たい
など言って
スマホで撮影してもらったりしていました

お昼頃になると
吐き気に怠さと倦怠感が加わり
起き上がるのが精一杯で
食事の蓋をとる力もなく
バタリと横になりました

食事の記録は残しておこうと
思ってたのですけどね
この時は蓋をしたままの撮影でした
お膳も反対向きのまま


午後には歩けるか確かめて
オシッコの管を抜きます!
と言われて
先ず、手術着からパジャマに着替えました
ドレーンから延びてる血液のたまってる袋?
心電図のモニターをポシェットに入れ



点滴棒にオシッコの袋をかけて
管に繋がれたままの歩行を試みるも
いつものようにフラフラっとしてしまい
見事にアウト!
普段からふらついます!とは言ってみたものの

オシッコの管は抜いてもらえませんでした

更に夜も同じ状態でほぼ食べられず
点滴の継続

そして再び足の血栓予防の機械にも繋がれ

こんな状態
この空気圧の刺激、病みつきになりそう(笑)
気持ち良かったわ😊

食事が摂れないのでさらに
点滴が追加になり
手術翌日は夜を迎えました


側頭筋移行術1は↓
2は↓