2020/2月発症のハント症候群


大学病院での初診日、ステロイド点滴を終えて

帰ってきたその日の夜からの事です

2020/2/7

お風呂に入り、シャンプーもして、さて出ようか?と思った時、急に気持ちが悪くなり

急いで身体をふきパジャマを着たけど

目眩までしてきた

取り敢えずトイレ🚽だけは!

と、用を足しトイレから出ると、もう立っていられなくなり、這って寝室へ

その時は、這ってでも動けた


頭はビショビショのまま、タオル3枚ほど枕に乗せて!と頼んだ

部屋の暖房を入れてくれたが、気持ち悪いから消して、と頼んだ


顔の調子が悪い時に体調まで悪くなるとは、なんやね!!

と、これが1つの病気から来てることも知るよしもなく、ステロイド点滴の副作用か?

それにしても抗がん剤並みに酷い副作用だな!!

と、抗がん剤なんてしりもしないのに勝手に考えてた、、、無知な私



それから朝までグッスリ寝られた



朝、仰向けに寝たまま昨日の親戚からの葬式連絡の続きを見ると、雪が降ってるから気をつけて帰ってこいと書いてあり、返信する事はできた


その時は、携帯の文字は見ることができたのだ


が、


さて、身体を起こそとするが、全く力が入らない


家族に「起こして~」というが、手を引っ張ったくらいで起きられる訳もなく

自力で何とか寝返りする事ができた

打つ伏せになれたが、強烈な吐き気と目眩

そして、嘔吐

トイレ行かなくちゃ!

それより、今日は総合病院にステロイドの点滴にいかくちゃ!

と、匍匐前進で腕で1歩前進、嘔吐

また一歩、嘔吐

嘔吐、嘔吐、嘔吐、嘔吐、嘔吐、嘔吐、嘔吐

の繰り返しで寝室からは出られたが、やはり身体が起こせないから、どう考えてもトイレは無理

そして、力尽きて廊下で倒れてた


「こんなことで救急車呼んだら怒られるかな?」

「大丈夫やろ?」


救急隊は直ぐに来てくださった

いつからの症状か?とか沢山聞かれた気はするけど、覚えてるのは

「何回吐いた?」 

「わかりません、10回くらいかな?」

「朝ごはん食べた?」 

「食べてません」

「主訴は?」 

「起きられない」

この「主訴は?」の質問はこの先も何度もされるのだが、

ここは、「目眩と嘔吐」と答えるべきか?

と自問自答しながらも「起きられない」を繰り返してた

そうなのです、私にとって「起きられない」ことが主訴だったのです


救急車に乗せられてから、何処に運んで欲しいかを聞かれる

昨日行った大学病院へとお願いすると、電話してくださったが、繋がらない

何回か試みてくださったが

話中で繋がりません、もっと待ちますか?


救急車は行き先が決まらないと出発できない


では、○○総合病院に!

今日はそこへ行く予定でした

大学病院からの紹介状を持っています


というわけで

ステロイド点滴をする予定だったところへの搬送が決まりました


救急車の中ではお薬手帳みせて!とか

色々言われたが、お薬手帳はスマホ管理してたので、同乗してくれたのが夫でなく娘で良かった、と思った(笑)

私のスマホからお薬手帳を見せてくれた娘


これから向かう病院は2011年に目眩のためMRI検査に行ったことがある病院

診察券も前の日に探しだしてた




…………

この後の入院生活でお薬手帳はスマホだけでは

不便だと感じました

病棟で見せて、と言われる度にスマホを渡すことになるのです

それからしばらくして、紙のお薬手帳とスマホの両方使うようにしています

スマホは処方箋を先に送ったり、薬剤師さんとチャットで質問もできる等、便利なことも多いしね

紙の方は病院等で見せる時など便利だし

…………