三途の前に咲く花の その香りこそ芳しく
三途の前に咲く花を 君の腐った腕が包む
遠く窓辺に咲く花を ただ愛でるだけの毎日よ
ぼくはそれでも幸せを 噛み締め日々を生きている
時に色づき 時に蒼 夜も更ければ幕が下りる
毎夜終わりを告げてから 明朝開いて君が映る
君の色だけ見られれば この世の総てを捨てられる
愛しき君よどうか永久に 散ることなかれ梔子の花
嗚呼 終わりが来るなどと 誰が安しと信ずるか
嗚呼 美し君の花が 見るも無残に散りゆく
三途の前に咲く花よ 今君薫りて何望む
三途の前に咲く花よ 君の無念を晴らそうか
三途の前に咲く花で 花束作り彼に送る
三途の前に咲く花の 言葉の通り赤に染める
小さな恋に生きる君を 遠く陰から見守っている
君に気付かれない様に いつも陰から見守っている
時が来るまでこのままと 永久を願えば儚き事
それは突然訪れる 響く悲鳴を飛び散る赤
何が君を追い込んだ ぼくではそれから救えない
救えるはずの彼の腕は 違う花束で埋まっている
嗚呼 金雀枝を抱えた君よ 何故その花を散らしたか
嗚呼 ぼくが拾い集め 小さな箱に入れてあげよう
三途の前で咲く花の 怨みの色をこの胸に
三途の前で咲く花の 怨みの声をこの喉に
三途の前で咲く花を 胸に一輪差し入れて
三途の前で咲く花の 総ての恨みを晴らそうか
消えてしまう その前に 魂を その恨みを
儚い命と 唾を吐かれて 何も総てを受け入れるな
握りしめたこの花束と 鈍い切っ先胸に秘め
歩みを速め近づいては その花を紅く染めてやる
総ての怨みを込めたこの オトギリソウの花束を
崩れゆく彼の空いた胸に はじけるばかりに詰めてやる
君の為にと 花を贈る
ストーカーの詩を書きました
こんな人間ですみません
三途の前に咲く花を 君の腐った腕が包む
遠く窓辺に咲く花を ただ愛でるだけの毎日よ
ぼくはそれでも幸せを 噛み締め日々を生きている
時に色づき 時に蒼 夜も更ければ幕が下りる
毎夜終わりを告げてから 明朝開いて君が映る
君の色だけ見られれば この世の総てを捨てられる
愛しき君よどうか永久に 散ることなかれ梔子の花
嗚呼 終わりが来るなどと 誰が安しと信ずるか
嗚呼 美し君の花が 見るも無残に散りゆく
三途の前に咲く花よ 今君薫りて何望む
三途の前に咲く花よ 君の無念を晴らそうか
三途の前に咲く花で 花束作り彼に送る
三途の前に咲く花の 言葉の通り赤に染める
小さな恋に生きる君を 遠く陰から見守っている
君に気付かれない様に いつも陰から見守っている
時が来るまでこのままと 永久を願えば儚き事
それは突然訪れる 響く悲鳴を飛び散る赤
何が君を追い込んだ ぼくではそれから救えない
救えるはずの彼の腕は 違う花束で埋まっている
嗚呼 金雀枝を抱えた君よ 何故その花を散らしたか
嗚呼 ぼくが拾い集め 小さな箱に入れてあげよう
三途の前で咲く花の 怨みの色をこの胸に
三途の前で咲く花の 怨みの声をこの喉に
三途の前で咲く花を 胸に一輪差し入れて
三途の前で咲く花の 総ての恨みを晴らそうか
消えてしまう その前に 魂を その恨みを
儚い命と 唾を吐かれて 何も総てを受け入れるな
握りしめたこの花束と 鈍い切っ先胸に秘め
歩みを速め近づいては その花を紅く染めてやる
総ての怨みを込めたこの オトギリソウの花束を
崩れゆく彼の空いた胸に はじけるばかりに詰めてやる
君の為にと 花を贈る
ストーカーの詩を書きました
こんな人間ですみません