株の本やネットを見ているといくつかの株に関する格言をよく目にします。

これらの格言はトレーダーの沢山の失敗と経験が凝縮された非常に奥の深いものだと感じます。

今回は格言と意味、私の感じたことを書いてみました。

*相場は相場に聞け
《意味》
誰であろうとこの先の相場はよめないということ。

《感じたこと》
株の世界には絶対はないという難しさがこの格言にはすごく表れていますね。
未来の相場を予想するのはほんと雲を掴むような作業のように最近思えます。

*人の行く裏に道あり、花の山
《意味》
多くの人がもてはやす銘柄(手法)ではなく、その裏に隠れている銘柄(手法)を使えば得をするということ。

《感じたこと》
これが分かれば苦労しませんよね。
この格言を活かせるようになるには経験がまだまだ足りないように思います。

*銘柄に惚れるな、時を買え
《意味》
特定の銘柄に固執し過ぎると売るタイミングをも逃してしまうので常にクールな心での判断が必要ということ。

《感じたこと》
これは自分にとってすごくためになる格言です。
じっくり時間をかけて自分が調べた銘柄には愛着が沸くし手放したくないと思うのが普通ですよね。
でもバサッと損切りしなくてはなりませんね。

*頭と尻尾はくれてやれ
《意味》
欲張って一匹の魚全部を取ろうとするなという意味で買いでは程々に底値付近で買い、売りは程々に天井付近で行えれば十分ということ。

《感じたこと》
つい欲張って完璧な取引をしたくなるんですよね。
損切り、利確のタイミングは難しいですね。

*卵を同じかごに盛るな
《意味》
全ての資金を1つの銘柄だけに注ぎ込むと暴落した時に全資金を失い、痛い目に遭うということ。

《感じたこと》
つい自信を持った銘柄には全資金を注ぎ込みたくなります。
絶対はないので少しずつ注文を出すように心掛けましょう。
ローソク足は基本中の基本なだけに勘違いしていると痛い目に遭います。

私は株を始めるにあたって株の本を読みあさった訳ですが最初はそれらに惑わされ、大きな勘違いをしました。

それはローソク足が売買のタイミングを掴む上で一番重要であると言うことでした。

本などでは『このローソク足が出たら売り、買い』みたいな表現があまりに多く、ローソク足が全てであると勘違いしたのです。

だから初めて作成したトレードルールもローソク足を中心としたものでした。

しかしマニュアル通りのローソク足が出現することは滅多になく、あったとしてもその後の動きは思うようにいきませんでした。

ローソク足は売買タイミングを図る上での1つの材料なのであって移動平均線や出来高、チャートの形など様々なものと複合させて考えることで信頼度を上げていく方法なのだということが分かりました。

ただローソク足がトレーダーの心理に影響を与えるのは確かで、どのようなローソク足がどのようにトレーダーに影響を与えるのかを考えることが必要です。

なので今回はこのローソク足が出たら売り、買いというよりかはローソク足がどのようにトレーダー心理と関わっているかというのことに観点を置いてみました。

《トレーダーの心理と関わるローソク足》
ローソク足からは株価の流れ以外に分かることがあります。

①『ローソク足からトレーダーが強気、弱気、それとも迷っているのかなどトレーダーの心理状態を読み取ることが出来ます。』

②『ローソク足をトレーダー達が見ることでトレーダーの心理に影響を与え、今後の株価の動きがどうなるかを予想することが出来ます。』

ローソク足の中でも特にトレーダーの心理に影響を与えるとされているローソク足が長い上ヒゲと長い下ヒゲです。

長い上ヒゲは買いたい人が多く一度高値を付けたが今度は売りたい人が増え、株価が押し戻されてしまったことが分かり、長い下ヒゲは売りたい人が多く一度安値を付けたが今度は買いたい人が増え、株価が押し戻されたことが分かります。

ヒゲ

このような長い上ヒゲ、長い下ヒゲが2つ以上並べば更にトレーダーは強気、弱気となりチャートでいうW天井やW底(Wボトム)と同じような事象が起きていると言えます。

しかしテクニカル信者を逆手にとってだましのローソク足やチャートをつくる大口もいるので注意して下さい。

《ローソク足は完璧じゃない》
ローソク足は日本生まれのもので相場の強弱を見るのには最適と言われています。

しかし同じローソク足でも株価の流れが違うということがしばしばあります。

例えば上ヒゲ、下ヒゲが出ている陽線の場合、株価の流れは大まかに分けて2通り。

①『始値から買い優勢で一旦高値を付けたが売り優勢となり安値を付けた。
再度買い優勢となり始値より高く買い優勢のまま引けた。
』

②『始値から売り優勢で一旦安値を付けたが買い優勢となり高値を付けた。
再度売り優勢となり始値より高いが売り優勢のまま引けた。
』

株価の流れ

このことからも分かるようにローソク足では正確な株価の流れを読めていない時があります。

より正確な株価の流れを読むにはTICKチャート(ティック)を見るか5分足より細かい1分足を見るなどの方法が挙げられます。

それぞれメリット、デメリットがあるので場面、場面での使い分けが必要です。

《複数のローソク足から相場の強弱を読み取る方法》
高値圏や底値圏などで陽線や陰線が複数並んだりして強気なのか弱気なのかが読み取りにくい場合があります。

そのような時は2つのローソク足を合体させて考えます。

例えば高値圏で同じ長さの長い陽線と陰線が水平に並んだ場合、株価の流れは一旦高値を付けたが、その後下がり、結局上がる前と同じ株価になったことが分かります。

そのため、2つのローソク足を合体させると⊥(トウバ)となり長い上ヒゲであったことが分かり、目先株価が下がる可能性が高くなります。

《まとめ》
このようにローソク足はどれが出たら売り、買いと考えるよりかはどのようにトレーダーの心理と関わっているのかを考えることが重要です。

またローソク足を形として捉えるのではなく株価の流れを頭の中で描きながら見ることが大切です。
私もデイトレを始めて半年、休止期間を入れると約4ヶ月ですが最近、もう一度デイトレを始める前に戻れたらとよく思います。

最初の頃は本当に適当に売買していたし損切りも出来ず、何度もひどい目に遭いました。

そんなこんなで最近はやっと損切りが出来るようになってけっこうな回数のトレードをしても大負けというのは少なくなりました。

なので始める前の自分に向けてもし何か言えるとしたら何を言うか、ということを今回書いてみました。

デイトレを始めて右も左も分からない初心者の方はよかったら参考にしてみて下さい。

※命令口調なのは自分に向けて言ってるつもりなのでご了承下さい。


◆全力で買うな
最初の頃は何の経験もないのに儲けよう儲けようと資金全部をすぐ突っ込んでいました。

もちろん違う方向に値が動いても損切りせずにほぼ見てるだけ。

損切り出来ないうちは本当に勉強だと思って少ない資金でやるのがいいと思います。


◆損切りしろ
当たり前のことで誰もがそんなこと知っているけどいざ、目の前で損が膨らむとなかなか損切りは出来ないものです。

私も最初は全然損切り出来なくて後々あの時、損切りしてたら小さい損で済んだのにと何度も後悔していました。

ある本ではこう書いてあります。

損切りをせず、期待して株を持ち続ければ10回に9回は上がって利益になる、しかし10回に1回、その9回分の利益以上の損を被ることになるだろう。

持ち続けて利益が出たとしてもそれは誤った成功体験である。


現に私がしてきた数々の失敗の原因は損切りをしなかったということが一番大きいです。

でも最初から素早い損切りをすることは到底出来ないと思うので一番最初に言った通り、最小限の資金でトレードして失敗を繰り返すことで損切りは大事なんだと自分で気付くしかないと思います。


◆負けた後と勝った後は注意しろ
これは今の私にも言えることですが負けた後は取り返してやろう、勝った後は調子いいからこれも買ってやろうと普段通りのトレードが出来なくなることが多いです。

負けた時、勝った時こそ冷静になり、心を一度リセットしてからトレードすることが大切だと思います。


◆大勝ちを狙うな
最初の頃は本当にストップ高になるような銘柄や材料が出た銘柄に乗ることばかりを考えていました。

今ではストップ高を狙おうと思わなくなったしストップ高付近でも躊躇なく売れるようになりました。

大勝ちを狙うとそれだけリスクは高くなるので、コツコツ稼げれば十分と思えるようになることが大切です。

というか最初は勝つことよりも負けないことに重点を置いた方が良いと思います。


◆自信過剰になるな
ビギナーズラックでたまたま勝った時に自信過剰になり、これは簡単に億万長者になれるのでは?と勘違いした時期がありました。

時が経つに連れ、株で勝つことは本当に大変な事なんだと痛感させられました。

夢を見ることは勉強する原動力にもなるので大切ですが自信過剰は禁物です。

たった1回の取引で勝つことは大した意味がなく、継続して勝ち続けるということが大切です。


◆失敗から目を背けるな
成功した時は何度も何度も思い返してしまうのに失敗した時にはつい目を背けたくなります。

でも失敗には何らかの原因があり、その原因を検証して取り除けば勝つことに必ず繋がっていくので失敗から学ぶということは絶対大切です。


◆森を見ずしてトレードするな
『森』とは日経平均などの相場を取り巻く環境、『木』とは個別銘柄のことです。

私も最近やっと日経平均の動きが個別銘柄の動きに影響を与えているなっていうのがトレードしていて実感出来るようになりました。

最初は日経平均なんかデイトレなんだから関係ないとか思っていましたが今は押し目や上昇、リバウンドの強さなど全てが絡んでいるということが感覚的に感じられます。

ほんとこれは経験を積むことで自然に掴めてくる相場感だと思うので右も左も分からない人に森を見ろって言っても多分分からないと思います。


◆買う理由をハッキリさせろ
なんとなく上がっているからとか、安そうだからで買っていては負けること必至です。

とにかく順張りとか逆張りとかいろいろ試してみて、買う理由をきちんと個々の取引ごとに言えるようになることが大切だと思います。

私は始め、順張りでやっていましたが買う理由がハッキリせず、このままでは勝てないと思い、逆張りに転向しました。

逆張りになってから決まった手法で買う理由もハッキリしました。

買う理由がハッキリすることで思わぬ方向に株価が動いた時に負けと認められるようになり、損切りも出来ることに繋がると思います。


◆休むも相場
これは株の格言でもありますが株式投資では休む&待つことも大切ということです。

私も常にトレードしなければ利益が上がらない、時間がもったいないと思いがちでしたがトレードルールをきちんと守った取引をしていればチャンスがない限り、売買しなくなります。

私も待てるようになるまではけっこう時間かかりました。


◆気になったら調べろ
私はこれだけはかなり意識して今までやってきました。

外出中でも気になった疑問点はすぐにメモをして後々調べました。

疑問に思っても忘れてしまう事ってけっこうあるのでこれをするだけでも後々には相当な差が出ると私は思います。