数字盤上のお勉強 | masukoderatukusuのブログ 

masukoderatukusuのブログ 

自閉症&知的障害(重度)の中学生のこどもがいます。

そういえば、ここで、勉強のことを書いても

非難されることはないみたいなので、

これまでのお勉強について少し書いておこうと思います。

 

こどもが幼稚園の年長のときにこれを病院の

言語療法で使っていました。

 

磁石あいうえお盤 | くもん出版 (kumonshuppan.com)

 

これ、正直、すごい嫌がっていました。

 

当時から「すうじのうた」も、あいうえお表も、あいうえおの積み木も

数字のブロックも好きだったので、

 

当時は、どうして( ̄▽ ̄;)と ショックを受けたのですが、

先生に威圧感があったのか、椅子にすわってやるのが

嫌だったのか、なにが理由か分からないのですが、

毎回、大騒ぎでした…

 

STの先生には、病院でやったやり方で復習させて、病院でできるように

してくれと言われましたが、そのたびに

私にはムリですって答えておりました…

(まぁ、こういう感じでやっていたので、学童期に入り、不登校になったということをお伝えしたのに

病院のリハを断られたのかもしれません…)

 

その代わり?、ひらがな、すうじの歌とかYouTubeで見せて

一緒に歌ってあげたり、とにかく、あいうえおや数字そのものが

嫌いにならないように…ということだけ

やってました。

 

その後、支援学校の1年生のときは

 

磁石すうじ盤30 | くもん出版 (kumonshuppan.com)

 

を算数の授業で使っていたようです…

でも、こんなのが売っているの知らなくて

調べもしないで、磁石が手作りだと最近まで勘違いしていてました。

市販の教材に手を加えているのかと思い込んでいたくらいの

普通の磁石だなぁと思うけど、50のやつは、片面がひらがなでもう片面が

数字だったから混乱したのかもなぁ…

おもちゃ屋にも、本屋さんにもなかなか売ってなくて

私が住んでいる地域には、最近できた丸善しか置いてなかったから

これを早く知っていればなぁ(^-^; 

 

数字も50ではなく30と少なくて、

難易度が低くなったことも良かったのか、

とても楽しくやっていたみたいです。

 

まぁそれだけじゃなく、先生の指導の仕方も

楽しい感じで、よかったんだと思います…

 

これを学校でやってから、

 

STで使ってあんなに大騒ぎしていた

50のすうじ盤を買ってくれといわれ

家では、それで一人で遊んではニコニコしていました…

 

幼児期はあんなに嫌がっていたのに…

 

そういえば、今から半年前、

 

磁石すうじ盤100 | くもん出版 (kumonshuppan.com)

これを買わされました。こどもがほしいと聞かなくて( ̄▽ ̄;)

 

もちろん、すぐできて、飽きられました(-_-;)

 

そういえば、現在、支援学校では

算数でボーリングをして、倒したピンを数える課題を学校で取り組んで

いるのですが、うわーと叫びながら、ピンを数えるのを見て

具体物(特に同じもの)を連続で数えるのが苦手なんだなぁという印象があったので

具体物を数えることができるか確認するため、

この文字盤みたいな感じのを手書きてつくって、ピンの代わりに、

数字の書いてない丸い磁石を数えさせたところ、

落ち着いて数えることができました…

 

(写真は後で追加します)

 

まぁ、この文字盤で数える方法も、人によっては、

合わないという人もいると思います。

ちなみに、私は、このやり方は、とても苦手です( ´艸`)

私は、数字がたくさん並んでいるモノが苦手で

100万と1000万を間違えたりするくらいなので、

数え損ねたときは、最初から数え直す方が楽と思う感じのため、

なかなか、この方法は思いつきませんでしたが、

 

うちの子は、囲碁や将棋の番組を見るのがなぜか好きで、

数字がずらーっとならんでいるやつを見ても苦にならにようなので

格子状の文字盤は向いていたのかもしれません…

 

逆に、具体物を数えるのが苦手だから、どこまで数えたか

分からなくなったときに、数字を怒りながら数えるみたいな感じ

になるので、同じ、算数苦手でも、タイプが違うなぁと思います。

 

それと、面倒くさがりな性格なので、苦手なことを繰り返すことが嫌って感じに

なって、しまいには、大きな癇癪になるという流れができてしまいました…

 

(逆に、私は、実物を数えるのは苦ではないけど、数字の沢山かいてあるやつ

を読むのがとても苦手…)

 

だから、手がかりになる文字盤があれば、数え直す必要もないから

助かる感じなのかもしれません…

 

それでも、幼児期にSTを受けさせたときは文字盤も嫌いなのかな?って

いう印象があったので、まさか今のような感じになるとは、当時は想像もつきませんでした。

 

だから、今嫌いでも、ただ、そのときのレベルとあっていないとか興味がない

だけなのかもしれないので、

 

しばらく、違うものに取り組んで、忘れたころにまたやってみる

みたいなやり方でも許されるなら、

そのやり方でいろいろやっていくのが、うちの子には合っているのかな…と思いました…

 

すごい時間がかかる方法かもしれないけど(-_-;)

 

本当は、うちの子と似たような方で、こういう風にやったらうまくいったみたいな事例を

 

知りたいところだけど、私とこどもがそうであるように

 

同じことができないという事実は同じでも

 

原因は違うから、ほんと手探りでやるしかないんだろうなぁ…

 

でも、もし、どこかに同じことで悩んでいる方がいらっしゃって、このことが

 

少しでも、参考になれば、自分がしてきた苦労も、少しは報われるのかもです( ̄▽ ̄;)