数年前、ハートネットTVで取り上げられていた、
知的障害を持っている母親がこどもを一人で育てる
為に様々な支援を受けるという、支援、サービスを見て
当時(今も)大変な私にとっては、羨ましくさえ、思えた。
知的障害といっても、私なんかより、おしゃれにしているじゃん。
手取り足取りなんでもしてもらってさぁ・・・・
知的障害があるのが親の方ならすごく手厚い・・・
仕事しなくても暮らせる、料理も家事も、ヘルパーさんに来て
もらえる。羨ましい。
知的障害がこどもの方だと、ほとんど自分で頑張らないといけないなんて・・・
でも、その数年後、豪雨災害で、その親子は亡くなった。
同じアパートに住んでいた、他の住民は、みな2階に上がって
助かったそうだ。
行政の支援だけでは、どうもならないことを知ったが、
それ以上に、その支援がどうして必要なのかという事実を
なぜ、手厚いのかということを知った。
その母親の親族は? こどもの父親は?
近所の人は?知り合いの人は?
かわいそうで仕方なくなった。
それまで、私は、自分では、福祉のこと障害を持っている人のこと
わかっていたつもりではいる方だと自負していたけれど、全然ダメだなと思った。
それと、障害をもった人に対して、羨ましいとか思っている人こそ
その人自身が支援が必要な人なんだということも。
でも、支援がないということは、自分は、いろんなことができるし、判断できる、
いろんな危機に直面しても、死に向かわないで済むということだから。
その能力を少しは得ていることに感謝しないといけない。
とにかく、ここ最近は、災害多い・・・・
そのため、なるべく災害に遭わないような建物には住んで
いるけど、それでも、なにがあるかわからない。
ありえないと笑われるだろうけど、
算数、国語できなくても、、せめて、地震と天気については、
こどもに理解させようと思っている。
とりあえず、天気予報をなぜか暗唱しているから、
その延長で、なんとか、理解させたい。
緊急地震速報も、揺れてなくても、聞けば
ベッドで布団をかぶってじっとしているくらいはさせている・・・
とにかく、生き延びる方法だけは、知ってほしいなぁ