博物館の父、田中芳男のお話だったよ。


面白かった。


幕末から明治にかけて新しい日本を作ろうとした人達のお話って好きだよ。

面白い。

医療の進歩、大学を作ること、ホテルの経営、西洋料理のレストランの経営、蒸気機関車を走らせる、などなど、いろいろ読んだように思うな。

一本、筋が通ってるんだよね。

生き方に。

夢に向かう熱い情熱。


志川節子さん、こういう伝記系を他にも書いているかしら。

かなり詳細に調べて書いている感じだな。

読んでいて、朝井まかてさん風だなと思ったりした。


こういう人のお陰で国立博物館、国立科学博物館なんかがあるんだね。

大久保利通もずいぶん肩入れしたようで、

暗殺後、しばらく博物館建設の計画が頓挫しちゃったそうな。


お話の中に津田さんという人物が出てくる。


ちょっとした件りに

五女の梅子さんをアメリカに留学させたということが出てきて、

ほー、その津田さんでしたか、、と。

新5,000円札は手に入れたばかり!


退職したばかりの数年は東京博物館の賛助会員になって多少の寄付をしていた。

その為、特別展に何回か無料で入れたので、東京に行くときには上野に立ち寄ることが多かったけれど、


この数年、いってないな。

今度、行くことがあったら、博物館の歴史のことについて紹介してあるコーナーがあるはずだからしっかり観てこようと思う。




本日、山羊座満月