「中」は武揚が5年間のオランダ留学から帰って来て、
日本は大政奉還か・・・という時。
そこから、
薩長に江戸城を明け渡し、その後の徳川家の処分が決まるのを待って~~
あまりにもひどい処分だったので・・・・いよいよ戦かという
あたりで終わりました。
武揚の中に蝦夷地に行こうかという思いがどんどん膨らんできたところです。
「下」が蝦夷地でのできごと、そしてその後の明治政府での人生ということですね。
幕末のお話って、複雑?でわけわからなくなっちゃうことが多いんですよね。
誰が何を考え、何を画策し、そして何を判断したのか???
それと同時に時の流れ、タイミングによって集団心理が働き、やむを得ない流れができていったのか???
でも、佐々木譲さん、とってもうまく書いていると思います。
私にも理解可能でした。
徳川慶喜という人のがっかりさ加減も、勝海舟という人の凄い所とがっかりさ加減と・・・
薩長は結局は理想の新しい国造りをしたかったのか、徳川家に替わる権力者になりたいだけだったのか・・・
「藩」という意識から「日本」という意識に・・・は簡単なことではなかったわけだから、仕方がなかったのでしょうね。
少数の人が理想を描いてもねえ。
今日、マイナンバーカードができたので市役所に取りに行きます。
図書館によって「下」を借りて来ましょう。
楽しみです。
静岡は本日38℃になるという予想です。
決死隊ですな。気をつけていってきましょう。