珍しい本を読んでいます。
読むというよりは「見る」つもりで予約したのは、東京に行って東京都美術館でこの展覧会をみたからなんです。➡こちら
ってことは3月末に予約してやっと順番回って来たってことだね。
立派な本です。
展覧会でもみたいろいろな絵をさらっと鑑賞してさっさと返そうかなっと思ったけれど、
ちょっと読み出したら、これがけっこうおもしろいのです。
こういうものを研究している人っていうのがどういう視点で研究しているのか、
研究の歴史は、
絵っていうのはどうみてどう楽しむのか、
画家って世の中の動きとどう関係しているのか、
絵を買うっていう人達の動きは・・・・
などなど、
私にはとんと縁のない世界のことが少しは分かったような気になって、
なかなか楽しいっス。
これを読んでから展覧会をみたらもっと興味深く見ることが出来たかもね。
新版 奇想の系譜
5,400円
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それにしても、こういう類の絵は外国の熱心なコレクターに持っていかれちゃったものが多いみたいね。