Twitterで知ったのかな?なんだかアミューズミュージアムとかいう美術館が浅草にあって、あと1年位で閉館で、そこではぼろ布を展示しているらしいと・・・
先日の東京の二日目、上野の東京藝大美術館の次はこちらへ行ってきましたよ。
めざす美術館は浅草の観音さんのお堂を右へそれた辺りにありました。
ぼろについての説明は以下、HPより
田中忠三郎コレクションの中には、江戸時代から何代にも渡り、青森の山村、農村、漁村で使われてきた“ぼろ”と呼ばれる衣服や布類が多数あります。人の一生はおろか、二代、三代、時には四代にわたって、布を再生し継ぎ充てを重ねられたボロ着物は、今や「BORO」として世界共通語となるほど、アート・テキスタイルデザインの分野で高く評価され、欧米の染織美術・現代美術のコレクターから買い求められています。
現代のキルト、パッチワークのようにきれいなものを作りたくて作ったのではなく、そのときにあるものを重ねていき、寒さをしのぐために少しでも暖かく丈夫にしたいと、つぎはぎを重ねて大切につかわれてきたそれらぼろ布類は、今あらためて見れば、そのままイタリアやフランスのハイファッションになりそうな完璧なデザインです。
100年の時を越えて公開されているこれら「BORO」コレクションは、布のエコロジーの極致であり、布を愛し慈しんだ人々が生んだ消費文化の対極のアートであるといえるでしょう。
本当に本当にぼろなんです。破れて擦れて、そこに布を重ねてチクチク縫って補修して、また重ねて継ぎ充てて・・・それをまとって、それを布団にして、それを作業着にして、それを産褥布にして・・・・貧しい、そして寒い寒い日本の村の生活が詰まっています。
その生活は不幸だったでしょうか。
布に感じる「物を大切にする」「もったいない」の心からは私達現代人が置き忘れてきてしまった心の豊かさが感じられました。
ハレの日に着る腰巻には貴重であろう赤い布を使っていたりして若い女の人のオシャレ心も感じました。
写真とってよし、触ってよしの展示でした。
黒澤明監督の作品「夢」に衣装提供していてそのことを展示しているコーナーもありました。笠智衆が実際にきた衣装も展示してありました。
田中さんの文章がなかなか面白いので、「物には心がある」という本を買ってきました。ゆっくり読みたいと思います。










