何年か前の9月19日の夜は雨が降っていました。
私の人生で忘れられない日のひとつが9月19日。
“激しい雨降り始めたなら ねえ少しだけ騙して下さい・・・
・・・激しい雨優しくなったら ねえ少しづつ忘れて下さい・・・”
そんな歌詞の『LIFE』。
私はあれ以来、この歌詞の意味をずっとずっと知りたくて
感じたくて、ぐるぐるしてた。答えなんか出るわけがない。
答えなんてないんだから。
過ぎて行ったことに答えを求めても、代わりに後悔だけが残るだけだから。
何年か過ぎて・・・
今年の9月19日。今日。
この記憶がやっと上塗りされたのかな・・・
今日という日だったことが、巡り合わせというか、なんというか、
最初から書かれていたシナリオみたいに感じてしまいます。
もう刷新されなくていいから。
ふと見上げると、まあるいお月様。
仲秋の名月。
“月明かり消えた日は闇にゆるり身をまかせ
選べない涙から時は後戻りをする”
月は出ている。
月明かりに身を預けて、強い強い自分になろう。
大丈夫。みんないてくれるもん!
・・・・・・帰り道。ホームから少しだけでも、今日きみと見ることができて、
よかった。
ありがとう!