建築セミナーの分科会で竹細工を体験しました。
作ったのはお菓子入れ。
使う材料は、竹ひご18本と竹の板3枚、下図、ニッパーです。
まず、下図に合わせて6角形に置きます。
この面は出来上がった時に下面になります。
この時は、節の位置をどこにするのかが仕上がりに影響するな、と思って作ってます。
そして、この状態をテープで固定。
ここから竹ひごを入れ込んでいきます。
先生の説明と、竹ひごの声を聞きながら、自分でも良い出来だと思いつつ作っていきます。
ここから、下図と竹ひごを離して6方向に出ている竹ひごを曲げて柔らかくしていきます。
そして、3本をまとめて入れ込んでいく。
言葉で説明するのは難しいですが、こんな感じになります。
ここまで出来るとお菓子入れになってます。
足のように出ている竹ひごを、曲げて入れ込んで、下面に補強として竹の板を差し込んで完成です。
完成品は家で撮りましたが、完成までに掛かった時間は約2時間。
こんなに集中した2時間は久しぶりでした。
出来上がりも大変気に入ってます。
俺って才能があるんじゃないか、って勘違いしてしまいそうですが、このお菓子入れは初級の中の初級ですから、誰でも出来るみたいです。
それでも、一緒に作った人と微妙に形や表情に違いが出るのが楽しいです。
やっぱり竹の声を聞いたのが良かったんだな。
老後の楽しみになりそうな予感がしますね。
この楽しい時間を与えてくれた、別府市竹細工伝統産業会館の方々有難うございました。