しゃぼんだま
しゃぼんだま とんだ やねまで とんだ
やねまでとんで こわれてきえた
しゃぼんだま きえた とばずに きえた
うまれてすぐに こわれてきえた
かーぜ かぜふくな しゃぼんだま とばそ
中山晋平作曲、野口雨情作詞の
私の大好きな童謡です。
野口雨情といえば
「十五夜お月様」「七つの子」「赤い靴」
「青い目の人形」「ウサギのダンス」など
今もたくさんの曲が歌い継がれています。
でも
「しゃぼんだま」の歌詞を文字にすると
随分悲しい雰囲気だなあと思いませんか?
この曲は
明治4年
野口雨情に
「初めての子どもが生まれて
でも、数日で亡くなってしまった悲しみを
うたったものだ」
と言われています。
加えて
秋葉英則(大阪教育大学名誉教授)のお話によると
「かぜかぜ ふくな しゃぼんだま とばそ」には
飢えや貧困、戦争で小さな命が奪われる社会を批判し、
未来ある子どもたちが傷つけられることのない平和な社会を、
という野口雨情の思いが込められている、
というのです。
中国四川省での大地震による災害
ミャンマーのサイクロンによる災害
そして、イラクなどで続く戦争や紛争
何万という単位の人々が亡くなったという
ニュースを毎日耳にします。
だからこそ
今
一つの命の
大切さを
一つの命を
失う悲しさを
もう一度
真剣に考えたいと思います。