試合前に倒れた巨人・木村拓也コーチはくも膜下出血

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100402-00000582-san-base




試合直前だったため、カメラに一部始終がおさめられていたのでニュースでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

一瞬何が起こったのかわからないような、スローモーションのような時間が流れ、あわただしく人が集まりました。


すぐに、人工呼吸、心臓マッサージ、そしてAEDの使用、と考えられる中で最善の処置がとられていたと思います。


これは、何の知識も訓練もない状態ではできることではありません。

きっとそういった講習をちゃんと受けておられたのですね。




こういった、救命処置の講習会や、AEDの設置が本格的に行われるようなったのは、2000年に「心肺蘇生と救急心血管治療のための国際ガイドライン2000」が発表されてからです。

これは、心臓マッサージや人工呼吸などのやり方を医学的根拠に基づいて統一した国際ガイドラインです。


それまでは世界各国、各医療施設、団体などでバラバラに行われていた心肺蘇生に初めて統一された世界基準ができました。


これにより、日本でも医師や医学生向けの教育方法はもとより、日本赤十字社や消防本部が開催する市民救命講習も大きく変わりました。


2004年に自動体外式除細動器(AED)の市民使用が認可されたのもこのガイドラインの影響によるものです。

その後、2005年にさらに改良された新ガイドラインができています。



日本救急医学会 市民のための心肺蘇生法




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木村コーチについては、ご家族の意向で詳しい治療経過などは公表されていないようですが、一日も早い回復をお祈りいたします。






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