「もうあなたに会えないかもしれない 」
これ、誰の言葉だと思いますか?
広い広い国土を持つタンザニアの国際支援が入っていない地域では、
妊婦さんは、出産するために何十キロと歩いて出産できるクリニックに向かうそうです。
そして、家を出るとき、留守番する子供たちや家族に、こう言って出てくるのだそうです。
「もう会えないかもしれない」と出産に挑む母たち
http://www.joicfp.or.jp/jpn/tanzania/
このレポートはとても胸が痛みますが、現実を知ることも大切なことですよね。
今現在も、途上国では妊娠・出産が原因で亡くなる女性が一日に1500人、一分に一人の割合だそうです。
日本は戦後、途上国並みに高かった妊産婦死亡率を減らすことを成功させました。
(2007年の妊産婦死亡数は一年間で35人)
この経験やノウハウを世界の発展途上国に活かしてほしいとの要望が高まってつくられたのが、国際協力NGOジョイセフ (財団法人・家族計画国際協力財団)です。
1968年に設立されていますから、もう40年以上の歴史があるのですね。
現在の会長は、元国連事務次官の明石康さんです。
3/1~12 ジョイセフ・世界銀行情報センター共催 東海林美紀 写真展「Viva Africa」
http://www.joicfp.or.jp/jpn/event/mikitokairin/
2年間アフリカで暮らした東海林美紀さんが、ニジェールとガーナの女性、妊婦さん、お母さん、子どもたちの日常の生活風景を撮影した写真展だそうです。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。。。
国際協力NGO ジョイセフ(JOICFP)~途上国の妊産婦と女性を守る~
TTOA ranran
TOKYO産科麻酔チーム