椎間板ヘルニアでは、腰や足の痛み、足のしびれなどが起きて、日常生活を送るのも困難な状態になることがあります。
整形外科で痛み止め薬やブロック注射なども続けているけど一向に良くならず、手術した方が良いんじゃないかと思われているでしょう。
しかし、こんなことも良くお聞きしませんか?
「手術をしても痛みが再発する」
「手術したけどまた痛みが出た」
このようなことを聞くと手術はやめた方がいいんじゃないかと思いますよね。
そうです、実は手術をしても改善しない場合も良くあるのです。
それは、今出ている腰や足の痛み、足のしびれは椎間板ヘルニアが原因ではないからなのです。
腰や足の痛み、しびれは椎間板ヘルニア以外でも起きる
このようなことを聞くと、疑われる方も多いと思います。
病院の先生が言ってたのは事実、レントゲンを見た限りヘルニアも実際にあった、とヘルニア自体は確認していると思います。
しかし、腰や足の痛み、しびれは椎間板ヘルニア以外でも起きる場合があるのです。
実は、椎間板ヘルニアの多くは筋肉が硬くなって起きていることが多いのです。
筋肉が硬くなって起きる椎間板ヘルニアとは?
椎間板ヘルニアは一般的に荷物を持ったり、ぎっくり腰などを繰り返して起きるなどと言われていますが、そんなことはありません。
椎間板ヘルニアは一瞬で起きるものではなく、何か持続の力が加わり続けていた結果で起きるのです。
それが「筋肉」なのです。
筋肉は通常であれば伸びたり縮んだりとゴムのような働きをします。
体を動かすのは筋肉の役割です。
体を動かすということは骨を動かすのも筋肉です。
この筋肉が日常生活の中で負担がかかり続けると筋肉は硬くなっていきます。
筋力トレーニングをしたら筋肉が硬くなるのはご存じだと思いますが、日常生活でも微力な力がかかり続けると硬くなっていくんです。
それが24時間365日、1年2年、5年と続くと、どんどん硬くなっていき硬くなった筋肉は縮む性質があるので、骨をも動かしてしまうのです。
それが背骨付近で起きていると背骨の隙間はどんどん狭くなっていきます。
その結果、椎間板ヘルニアになるのです。
なので、椎間板ヘルニアは「筋肉が硬くなっていること」が本当の原因なのです。
では、腰や足の痛み、しびれはなぜ起きるのか。
神経や血管を圧迫して痛み、しびれを発生させる
痛みやしびれは神経や血管を圧迫して起こります。
神経や血管を圧迫するのは椎間板ヘルニアではなく、筋肉が圧迫させるのです。
神経や血管の多くは筋肉の隙間や筋肉の中、筋肉と皮膚の間にたくさん張り巡らせています。
その付近の筋肉が硬くなれば、神経や血管は圧迫されてしまうのです。
圧迫された神経や血管は異常と判断し、痛みやしびれを発生させます。
- 腰付近で圧迫されていれば、腰や足に痛みやしびれが起きます
- 太もも付近で圧迫されていれば、ひざ下から足先に痛みやしびれが起きます
- 膝付近で圧迫されていれば、ふくらはぎから足先に痛みやしびれが起きます
腰や足の痛み、しびれは筋肉をゆるめていくこと
痛みやしびれを改善させるは筋肉をゆるめていくこと、柔らかくしていくことがとても重要になってきます。
筋肉が硬くなっているのが日常生活での悪い姿勢や間違った体の使い方であれば、それも改善していかなければいけません。
どのように痛みが出て、しびれが出ているのかをしっかり明確にしていなければ、痛みやしびれをその場を改善させても、また同じ痛みが出てきます。
まずはあなたの筋肉を硬くしている原因は何なのかをしっかり明確にしましょう。
まとめ
痛みやしびれといっても様々な原因があるため椎間板ヘルニアと診断されたからと言って必ず手術しか方法はないということはありません。
あなたの身体の痛みは何が原因となって痛みやしびれが出ているのか、そこがとても大切になってきます。
手術する前に一度立ち止まって考えてみてください。
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