椎間板ヘルニアで痛み止め薬や注射をしてもなかなか治らないと悩んでいませんか？
1回、2回は薬やブロック注射が効いていたけど、だんだん効かなくなってきてどうしようと悩まれていると思います。
実は、椎間板ヘルニアはヘルニアに原因があるのではなく、筋肉に原因があるのです。
椎間板ヘルニアは筋肉が原因
椎間板ヘルニアと診断されると、ほとんどの方はヘルニアに原因があると信じて治療されています。
しかし、８割以上の方は痛み止め薬やブロック注射をしても改善しません。
実は椎間板ヘルニアの原因は『筋肉が硬くなっている』からなんです。
ここで一つ考えていたいただきたいのですが、人間の骨は何で動かしていますでしょうか？
そうです、筋肉で動いています。
筋肉が無ければ体を支えることができません。
筋肉が無ければ体を動かすこともできません。
人間の骨は筋肉で動いています。
そして、椎間板ヘルニアも筋肉が硬くなることで関節の隙間を狭くして、その圧力で背骨の間にある椎間板が潰れてしまうんですね。
なので、椎間板ヘルニアに対して治療をしても改善はしないのです。
椎間板ヘルニアを治そうとしても筋肉の硬さがあり続ける限り圧力はかかり続けます。
そうすると、また他の部分の椎間板も潰されて２つ、３つと増えてしまうのです。
椎間板ヘルニアを改善させるためには硬くなっている筋肉を正常に保てるようにしないといけないのです。
筋肉が硬くなるのは姿勢が悪いから
椎間板ヘルニアを治すには筋肉の硬さを取り除くことはわかっていただけたと思います。
では、筋肉が硬くなっているのはなぜなのか？
それが『姿勢の悪さ』です。
姿勢が悪くなることで普段かからない負担が他の筋肉にかかり続けてしまい硬くなってしまうのです。
まず姿勢が悪くなるのは支える筋肉が弱くなっていることが原因です。
姿勢を支える筋肉というのは『腸腰筋』という筋肉です。
この筋肉は背骨の前から股関節の前に付いており、上半身と下半身を支えるとても重要な筋肉です。
この筋肉は一般的にはインナーマッスルと言われています。
このインナーマッスルが弱くなると姿勢を真っ直ぐ正しくすることができません。
しかし、ちょっと待ってください！
これを言うと姿勢を正せる筋肉がないから姿勢が悪くなっているんだ。と思われる方が多いんですが、実は普段の姿勢が悪いから姿勢を支える筋肉が弱くなっているのです。
なので、弱いから悪い姿勢になるのではなく、普段のあなたの姿勢が悪いから弱くなるのです。
この筋肉が弱くなると、他の筋肉に負担がかかってしまいます。
家で例えると、支える柱がないということです。
柱がないと壁だけで支えなければいけません。
しかし、壁だけで支えたとしてもすぐにヒビが入り崩壊しますよね。
体もこれと同じで支える筋肉がないことで、周りに負担がかかり続け、そして、その筋肉が硬くなることで背骨の隙間を狭くしているのです。
その結果、椎間板ヘルニアになってしまうのです。
椎間板ヘルニアを治すには筋肉を柔らかくすること
姿勢が悪くなることで他の筋肉に負担がかかり、その筋肉が背骨の隙間を狭くしていることで椎間板ヘルニアになるというのはおわかりいただけましたでしょうか？
なので、椎間板ヘルニアを治すには筋肉を柔らかくしていくことがとても重要なのです。
筋トレや運動より、まずはストレッチです！
体を柔らかくしていかなければ正しい姿勢を保つこともできないですし、ずっと背骨に圧力がかかり続ける状態です。
なので、しっかりストレッチをやってみてください！