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今日のナイトヨガ、今までのレッスンの中で

体験を通して “ヨガの本質” に触れる時間だったと思います。

 

 

その気づきをシェア💫

 

 

いつもの3人に加えて、ヨガ初めての男性が参加。


職人さんで、体調を崩して

12月は仕事を休んでいるという方でした。

 

 

4つ這いになって、

キャット&カウに入った時に


彼が小さく首を振りながら、

「手首が痛くてつけない…」

と困った顔。

 

 

クラスの空気が、一瞬ふっと変わりました。

 

 

インストラクターとしては、

正直初めてのシチュエーション。

あー、こちらから誘ったけど

ミスったかな、と一瞬思った。

 

 


でも、すぐに思い直した。

 

 

これはアーサナの問題じゃない、と。

 

 

彼は、人に頼られ続けて、
境界線がなくなって、
ずっと我慢し続けてきた人。

 

 

ヨガの本質って

「ポーズをとること」ではなくて、


“そこにいて、自分の内側に戻ること”。

 

 

だから私は、
彼だけには呼吸法を伝えて、
他の方には通常通りの誘導を。

 

 

クラスの中に“違うリズムの人がいる”状況こそ、
彼にとって必要な体験だと思ったから。

 

 

途中からは、
申し訳なさよりも、


「これは今日ここで起こるべくして起こってる」

 

と思った。

 

 

終わってから声をかけると、

 

「思っていたより、自分の状態が悪いことに気づかされた」

 

と話してくれました。

 

 

施術を受けるのと、
自分で呼吸し、動き、

内面と向き合うことは、まったく違う世界。

 

 

今の彼には、アーサナよりも、


「ただ、そこにいること」

「呼吸すること」

 

が何より大切。

 

 

自分の体が安心で、楽で、

気持ちがいいペース、リズムを守って

自分の内側に集中すること。

 

 

良い意味て、周りをスルーすること。

 

 

だから、アーサナはできなくていい。

ただ座って、呼吸しているだけでいいから

 

 

居心地悪いかもしれないけど

まだ是非きてほしい。

 

 

そう伝えたら、表情が少し柔らかくなりました。

 

 

 

ヨガとは、体操ではなくて

生き方のこと。

 

 

そうやって、体を通して感じること

気づくことを大切にして

 

 

心の動きを制御すること

魂と一致していくこと

 

 

それが目的だから

まずは、ただただ、感じること。

 

 

それが治癒のプロセスを歩く

第一歩になる。

 

 

 

ヨガは本当に奥深い。

 


今日の体験は、きっと忘れないと思う。
そして、ここからまた一段階すすんでいくんだなー、と

思うのです。

 

 

 

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