知床遊覧船に乗った26人の命。私も、この遊覧船は乗ったことがある。この場所に行けば、乗りたくなる一番の体験。カモメが来てエサをあげたり。とにかく本州の人間には、マスコミの影響もあり、異次元の世界。ただ、SOSを発してから、レスキューの現場到着まで、あまりに時間経過していないか?地元の漁師さんに無理を言っているのではない。国家的なレスキューの問題である。水温3度。30分も冷水につかれば仮死状態だったかもしれない。救命胴衣も冷海水の前では意味もなかったかもしれない。しかし、、これで思い出すのは、自身も少なからず取材した、1985年日航ジャンボ機墜落事故。御巣鷹の発見は翌日朝になっている。そんなことはあり得ないし、国家的ディフェンスの訓練はこういう時のためにあると言ってよい。日航ジャンボ機は別の事情があった。今回の26人の命は、どう救われるべきだったのか?国家レベルでお聴きしたい。