現在、その準備に忙しい。また、5月にイタリアでのフリースタイルの試合の視察並びにフランスでのセミナーも準備中である。
今回は、フリースタイル空手プロジェクトの支援募集の草稿を載せてみたい。この内容は、これから推敲するだろう。明日以降、仲間に意見を聞くつもりだ。正直にいえば、僕が本当にやりたいのは、今回の草稿に「共立的関係」という造語によって表現した部分である。すなわち哲学をやりたいのだ。
【IBMAの活動を支援して下さい!】
IBMAは、新しい武道スポーツを創設するプロジェクトを実施しています。
その目的は、世界中の人達との交流を盛んにし、その多様性を受け入れ、相互理解を進展させることです。
その目的のために、サッカーに次ぐ程、世界に広まっている空手を手段にしていきます。しかし、多様な言語や文化を有する人達が理解し合うためには、より普遍妥当なルールがそこに必要になるはずです。
IBMAが実施する「フリースタイル空手プロジェクト」とは、そのようなルール作りでもあります。
空手競技は、敵を想定する格闘技であり、個人競技です。ゆえに空手競技では、相互理解というコンセプトが実現しないのではないかという声があるかもしれません。
しかし、フリースタイル空手の理念並びに武道哲学はこれまでのそれとは異なります。例えば、自他の関係を「対立的関係」として捉えるのみならず、「共立的関係」として捉えます。
ゆえに「相手に勝つということのみならず、共に創造すること」「生き残るということのみならず、共存すること」というような価値を重視していきます。そして21世紀の地球を生きる子供達の心にそのような哲学の種子を植え付けて行きたいと考えています。
そのためには、そのような価値と哲学を各地域で伝える指導者を育成しなければなりません。
そのためには、活動資金が必要です。何卒、皆様にはIBMAの活動にご理解を頂き、ご支援を賜りたくお願い申し上げます。