今日はお友達や職場の方など、何かお願いしたいときについて
切り出し方が大事です
最初の一言をどう切り出すかで、以後の展開が変わってきます
『無理かもしれないけど・・・』
『きっとダメだよね？』
などのマイナスな切り出し方では、頼まれる方も戸惑ってしまいますよね
『是非、あなたにお願いしたいんです！』
『力を貸してほしいんです！』
と、一歩踏み込んで切り出して、何であなたにお願いしようと思ったのかを説明すれば、相手も悪い気はしないはずです
ただ、台無しになる一言に注意です
相手がその気になって、『分かった！やるね！』と動き出す、まさにその瞬間に、こちらが発する余計な一言が、せっかくの努力を台無しにしてしまうこともあります
ＯＫしてもらってホッとした油断から、
『最初からやるって言ってくれればいいのに～。』
『だから言ったでしょ。』
『今頃、気がついたの～？』
『やっと決意したんだね。』
などなど、このような言葉で振り出しに戻してしまうことがないように、注意ですね
頼み事をするときに、このような言葉を言う人はいないと思いますが・・・
そこで、相手に何かを頼みたいとき注意する点を、人間関係のあるなしと、頼む内容が重いか軽いかの４つに分けて考えてみましょう
☆人間関係あり、負担が重い場合
→婚姻届の証人、社運を懸けた一大プロジェクトの責任者など
『あなただからこそ、こういうことをお願いするんです。』
『他の人には頼めないんです。』
『あなたを見込んでお願いするしかないんです。』
など、とにかく『私がこんなお願いができるのはあなたしかいない！』という気持ちをしっかり伝えることが大事です
☆人間関係あり、負担が軽い場合
→車で送ってもらう、コピーを取ってもらうなど
ささいな頼み事だとしても、油断してはいけないですね
どんなに親しかったとしても、
『申し訳ないけど、よろしくね』、『ありがとう』、『いいかなあ？』『助かるよ』などの気持ちを言葉で伝えましょう
『親しき仲にも礼儀あり』ですが、相手から『水くさいよ』と言われるくらいがちょうどいいです
☆人間関係なし、負担が思い場合
→有名な作家さんなどに講演やセミナーを依頼する、多忙な人に取材を申し込む
人間関係がまだないときは、思い切って相手の懐に飛び込みましょう(笑)
『ダメでもともと』なら、『当たって砕けろ』です
ダメでも傷つく必要なし
もしかすると、相手が少しでもその気になってくれましたら、いい勉強になりますね
絶対に無理
と決めつけないことが大事です☆人間関係なし、負担が軽い場合
→カメラのシャッターをお願いする、道を尋ねる
こちらは負担が少ないと思っていることでも、相手からすれば必ずしもそうではないです
大事なのは、『このくらいやって当然』だなんて、考えないことです
あくまでも、『申し訳ありませんが・・・』、『ちょっとよろしいでしょうか？』などの言葉でお願いしましょう
何か頼み事や用事を人に頼む時は、できるだけまとめて頼もうとしませんか
『あれ、お願いしてもいい？ついでにこれも。あと、それもお願い！』みたいな、感じですね(笑)
会社あるあるですよね
本当に大事な頼み事は、だいたい後にくることが多いです
頼み事が２つある場合、後にくる頼み事のほうが、その人が本当に頼みたいことです
最初は簡単な頼み事できっかけを作り、言いにくいことを後回しにします。
これが頼み事の大原則です
今日もお疲れ様でした